トナカイ天使の小さいツノ４+*sho×jun*+ (ページ17)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:39,844 hit

+17+ ページ17

・

潤「おいしー！」

翔「潤、零すから。コップこっちおいて」

潤「ん！まって、お茶飲む」

翔「はいはい。あ、野菜も食べて。残そうとしないの」

潤「ん・・いやぁ、なのに・・」

翔「可愛く言ってもだーめ」

智「ふふ・・」

和「潤くん、野菜残しちゃだめだよ」

潤「かずまで！もう！雅紀くんあげる！」

雅紀「えっ、いいよ！こっそり食べとこうか？」

翔「聞こえてるっつーの(笑)

・

智にぃが朝食兼昼食を作ってくれてみんなでご飯。

潤はみんなでいるのが楽しいのかテンション高くて。

案の定、食べ終わったらうとうと・・。

まだ記憶が戻った負担の疲れもあるのかな。

座ってコクコクし始めたからソファで寝かせてもらうことに。

潤「しょお、く・・」

翔「ん、おやすみ潤」

頭を撫でたり背中ポンポンしてるとすぐ寝入って。

智「やっぱり、もう寝かし方違うって泣かないね」

和「翔さんを求めてたんだね・・」

雅紀「ごめんね、ほんとに・・」

翔「もう謝んなくていーよ。雅紀も色々ありがとうな」

潤が寝てから4人で話して。

・

ーー俺は1つ、気になってたことを雅紀へ伝える。

翔「なぁ、潤が雅紀に甘えるようにってお前の兄が言ってたけどさ、

潤、とっくに雅紀に甘えてるよ。てか、傍にいると安心してる」

雅紀「えっ・・！」

翔「その証拠にお留守番雅紀と一緒だと寂しがらないし」

智「そうだね、俺達といてもお留守番は寂しがるのに」

和「翔さんが帰ってくるまで翔くん翔くんうるさいくらい(笑)」

雅紀「・・」

雅紀は眠っている潤へと視線を動かす。

雅紀「そっかぁ、そうなんだ！

俺支えてあげられてるんだ！嬉しいなぁ」

それはもう愛おしそうに、微笑んで。

翔「あ、でも俺に比べたら全然だけどな」

思わず言ってしまう(笑)

智「翔くん？張り合わないの(笑)」

智にぃが呆れたように笑って。

翔「これからも、頼むよ。潤のこと」

雅紀「・・うん！毎日行く！」

翔「それは来すぎ！まぁとりあえず明日頼むよ。

俺、正直クリスマス準備全然手がまわらなくてさ」

雅紀「明日ね！おっけ！」

色々話して、久しぶりに笑って。

・

翔「潤？帰ろう」

潤「ん！ばいばい！智くん！和！」

潤と手を繋いで帰路に着く。

・

潤「ただいまぁ」

翔「おかえり、潤」

潤「しょおくんも、ただいまでしょ？」

翔「ふふ、気にしなくていーよ」

あぁ、帰ってきた。潤が。

・