〇翔 ページ18
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潤が酷いパニックを起こしたのは久しぶりだった。
自分の手に噛みついて失禁して意識飛ばして…。
カウンセリング後で心が敏感になってるのなんて分かってた。
だから俺らはいつも以上に帰りは気を遣う。
今回は俺が、しっかり守ってやらないといけなかったのに…。
「早く車に」ってそればっかり考えてた。
だから悪夢で苦しむ潤をどうにか安心させてやりたかった。
そう思って自分の睡眠時間削って潤の傍にいた。
正直、大学の講義眠かったけど関係ない。
俺のせいで苦しむ結果になった潤を、守ってやらないと。
そう思ってたのに結局退行させるまで追い込んだ…。
次の日、起きた潤は明らかに幼くて。
ベッドでゴロゴロして起き上がらないから付き合う。
時々目が合うと「んふふ…」って笑うのが可愛い。
智にぃが「ごはんだよ〜」って呼びにくるまでそのまま。
潤「しょーに？ごはん？」
翔「だってね。食べる？」
潤「ん！」
ニコニコしてくっついてくる。
和と雅紀は智にぃが説明してくれたから
特に驚くことなく「おはよ〜」って迎えてくれて。
潤「いったます！」
張り切って食べだしたのはいいんだけど…。
翔「あらら…(笑)」
ふりかけごはんにズブッと箸をさす。
そのまま無理に持ち上げようとするから…。
智「やっぱスプーンだね(笑)」
潤「ん？こっち？」
智「そ、こっちで食べよ？」
潤「ん！」
持ち替えられても気にしない(笑)
こぼしたり手を使ったり途中何度も俺があーんさせて…。
潤「ごちそーさま！」
元々小食だからか半分も食べず終わりにしようとする。
なんとか誤魔化しながら３分の２程食べさせて終了。
智「２、３歳くらいかな？」
潤の手と口を拭いてやりながら呟く。
翔「ん…そうだね」
潤は皆がいるうちはニコニコ楽しそうにしてるけど…。
潤「やっ…かず、に…」
和「潤君、行ってくるね！」
和と雅紀が出ていくと寂しくてグズる。
それは俺の時も変わらないし更に泣いて…。
潤「いっちゃ、うの…やだぁ…」
翔「大丈夫、お勉強終わったら帰ってくるな？」
潤「んーん、だめ…」
翔「智にぃと遊んでてな〜」
智「行ってらっしゃい。ラインするね〜」
グズる潤の頭を撫でて何とか離れる。
その後ほんとにすぐラインがきて。
『ジュース飲ませたらご機嫌です』だって(笑)
退行すると物でつられるの可愛いんだよな(笑)
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NOA(プロフ) - 焦らずゆっくりでも大丈夫です！ずっと楽しみに更新を待っていますよ (2021年5月8日 12時) (
レス) id: 330ab0f696 (このIDを非表示/違反報告)
空 - そして、みゅうなさんのファンがいることを覚えておいてほしい。私のわがままですが。私はみゅうなさんの書いた小説が本当に大好きです。この小説を書いてくれて、私に人の優しさと愛情を教えてくれてありがとうございます。本当に感謝しています。 (2021年4月9日 6時) (レス) id: 1807a4795e (このIDを非表示/違反報告)
空 - みゅうなさん、お久しぶりです。コメントを送るたび、更新を続けてほしいと願う反面、作者さんの負担になっているのではないかと不安でした。みゅうなさんが決めることに、私が何かを言う権利はないです。でも、できることなら、みゅうなさんの作品は残しておいてほしい (2021年4月9日 6時) (レス) id: 1807a4795e (このIDを非表示/違反報告)
RedButterfly(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています。この兄弟が大好きなので続きが読みたいです。なのでまた読めることを楽しみにしています。 (2021年4月7日 23時) (レス) id: 51dc9e08cd (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 更新ありがとうございます！いつも楽しみにしています。きっと、色々な思いあるかと思いますが、一読者としましてはこれからも読みたいなと思っています。ここの兄弟が大好きです。また読めることを楽しみにしています。 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 2ec53b58cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2019年1月3日 23時
