しろろの妹は二番くんのお友達でした【Mesemoa。】2！

当日 ページ17

朝からざわざわしてる教室



「今日親来る？」

「わかんない、仕事かも」

「俺来るぜー」

「高校でもこんなのあるんだねぇ....」


色んな声が聞こえる


「Aちゃんの親は来るの？」


いつも一緒にいる友人に問いかけられる

ふわふわしてて、かわいい私の友人。



「両親は静岡だから代わりに裕に、兄が来るよ」


「へぇ！お兄さん来るんだ！」


"Aちゃん美人だからお兄さんもきっとイケメンだねぇ"

と言われる


そんな彼女に苦笑いで返事をするしかなかった。



＊＊


お昼休みが終わって、チャイムが鳴る


5校時の始まり。チラホラと保護者が入ってくる


いつもよりもザワつく授業


いつもと変わらず窓に1番近く、1番後ろの席でノートをとっていると、


いきなり授業が更にザワつく。

、、少し嫌な予感。



「え、あのイケメンだれの親？？」

「どこどこ？」

「あそこ、Aちゃんの後ろ」

「まず親なの？？保護者じゃない？」

「えっ俺よりイケメン←」

「お前まず鏡見てこい」

みんなが小声で周りと話し始める。



「もしかしてお兄さん、？」

隣の友人にも問いかけられる。


ちらっと横目で確認すると


イケメンオーラを纏い、笑みを浮かべる裕にぃの姿が。


「....そうみたい。」


"やっぱり遺伝だねぇ"とだけ言って授業に戻る。




"静かにしろー"と声が上がりみんな静かになる。



「この問題は誰かに書いてもらおうかな、」


"今日は21日だから、"


あ、待って嫌な予感。


「白瀬、解答を黒板に書いてくれ」




.......この続きは次回で。

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