★《大満足のハプニング》ラッキー & ツルギ ページ31
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オリオン号は朝からバタバタしていた。
その原因は、ある一匹の可愛らしい迷い猫。
しかしその子猫は “ 普通 ” ではない。
全身が淡いピンク色の毛に包まれており、瞳と耳だけは金色に染まっている。
ツルギ「おい、ラッキー！
アイツどこ行った！？」
ラッキー「分かんねぇ！
確かこっちに逃げたはずなんだけど…」
「あれ、二人とも何してるの？」
ツルギ「Aっ、ちょうど良いところに！
って、あぁぁぁ！？」
オリオン号内を慌ただしく走り回る二人に、Aが声をかけた。
船内には今、この三人しかいないため、ツルギはまさに『猫の手も借りたい』と思っていたところだった。
「な、何っ！？」
ラッキー「A！その猫！」
「えっ、何！？
この猫がどうしたの？」
Aは自分の腕の中に収まっている可愛らしい猫と、慌てて駆け寄ってきた二人を見比べる。
ラッキー「ソイツなんかよく分かんねぇけど、
スパーダが買ってきた食材に紛れ込んでて…。」
「へぇ〜、迷い猫？」
ツルギ「あぁ、たぶんな。
今ちょうど探してたんだ！
…逆にAはその猫どうした？」
「なんか私の部屋に入って来て、膝の上で寝ちゃったの…」
ツルギ「そうか。
まぁ、探す手間が省けたのは有り難い。」
ラッキー「そうだな！
じゃあコイツを…」
ラッキーとツルギは子猫に手を伸ばして、抱き上げようとした。
その瞬間。
ｶﾞﾌﾞｯ
ラッキー/ツルギ「「痛っ！」」
二人はその猫に指を噛まれてしまった。
「えっ、二人とも大丈夫！？」
慌てて二人から猫を離すA。
しかし猫は別に暴れている様子も無く、Aの腕にスリスリしていた。
Aはこの子猫が自分にだけ懐いているのを不思議に思いながら、頭を撫でていた時。
ラッキー「うわぁ！ツルギ、耳！」
突然ラッキーがそう叫んだ。
その声に驚いて振り向くAと、ラッキーを指差すツルギ。
ツルギ「だぁっ、ラッキーも！」
ツルギがそう言うと、二人してお互いの“ 耳 ”をむぎゅっと掴んだ。
そう頭の上に生えた、本物のような猫耳を。
ラッキー「なんだよコレ！？
猫の耳っ？」
ツルギ「なんてこった！
俺様にこんな可愛らしい耳が生えちまうなんて…
A、俺様のは何色だ？」
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くっきーー(ﾟﾚ゜)(プロフ) - サクラさん» 読了ありがとうございます(*^^*)自分でもいいストーリーが書けたと思っていたのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです♪(笑)また第３章でもお待ちしてます☆ (2017年9月21日 15時) (
レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ツルギのお話読みました！本当もう期待以上にキュンキュンしました!!ありがとうございます (2017年9月20日 15時) (レス) id: fead634d8e (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(ﾟﾚ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですか。ありがとうございます♪ では、第３章にて^^ (2017年9月20日 13時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
封雲夜音 - いいえ、ただ確認したかっただけです。大我の話、待ってますね。応援してます。 (2017年9月20日 12時) (レス) id: bcd44cf1b6 (このIDを非表示/違反報告)
くっきーー(ﾟﾚ゜)(プロフ) - 封雲夜音さん» そうですね。遅くなっているのは申し訳ないのですが、今いただいているリクエストは移行後に書くとお知らせでもお伝えしました。何か不都合がありましたか？ (2017年9月19日 21時) (レス) id: 81b45456c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くっきーー(ﾟﾚ゜) | 作成日時：2017年8月24日 17時
