絶望をしる ページ4
雄英に入学して数日。
噂によれば、ヒーロー科は戦闘訓練も行ったようだ。
出久、個性ないのにどうやって戦ってるんだろう……怪我、してないといいけどな。
食堂に入ると、同級生たちと昼食を食べる出久がいた。
ちょうどいい、出久と少し話そう。
『いず……』
「いやぁ、昨日のデクくんすごかったねぇ！」
「そ、そうかな……ボロボロだったけど。」
「爆豪くんの個性もすごかったけど、デクくんの個性もかっこよかったやん！」
「えぇ！？」
今、なんて…？
個性？………出久、に？
『ねぇ、出久。』
「うわぁ、Aくん！？」
『ちょっといいかな？』
僕は戸惑いながらも僕の後に続く出久と、人気のない廊下へでた。
「あの、Aくん？」
『聞こえたんだ、出久に個性がって……本当？出久には個性があるの？』
「えっと……うん。個性が出たんだ」
『それは？いつ？』
「中3の頃に…」
『出久は、僕を騙してたの？』
ずっと、同じ無個性の仲間だと……
唯一心を許せる友人だと……
「違う！そんなんじゃ！！」
『じゃあ、どうして黙ってたの？』
心のどこかでは君も僕を蔑んでいたの？
『………もういい、どうせ君も同じなんだ。』
「え？ごめん、よく聞こえなくて…」
『いや、なんでもない。頑張ってね、有個性くん。』
「Aくん！」
僕は出久に背を向け、そのままその場を去った。
今日は体調が悪いと告げ、学校も早退した。
今は、とにかく1人でいたくて、何も考えたくなくて……
突然の雨も気に停めず、歩き続けた。
家になんか行きたくない。
僕の目の前に、廃ビルが写った。
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愛夢(プロフ) - 次の死柄木のヤンデレの小説です (11月16日 4時) (
レス) id: b15aa765c4 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢(プロフ) - パスワードがかかってるんですけど見れませんか？ (11月16日 4時) (レス) @page32 id: b15aa765c4 (このIDを非表示/違反報告)
青のり(プロフ) - らる@盃さん» ありがとうございます。検討します。 (2019年2月9日 22時) (レス) id: 687cc75f87 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - とても面白かったです！次回作のメインは死柄木弔のヤンデレがいいです(^^) (2019年2月8日 7時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
青のり(プロフ) - skyさん» いつも通り、中途半端ですいません。次回作については、まだ書くとも決めていないです…ありがとうございました (2019年2月7日 23時) (レス) id: 687cc75f87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青のり | 作成日時：2019年1月3日 9時
