Episode1793 ページ20
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「じゃあこれは？モケイエムレンベ」
「そいつは少し手強かったな」
「………そう」
これもアリサが既に狩った様子。
「じゃあ、ムビエルムビエルムビエルは？」
「見かけ程じゃ無かった」
「うーん…」
冬樹がUMAを描いてアリサが狩ったと淡々と言う。
そして落ち込む冬樹と何度もやり取りをする。
「………」
ギララは2人の目の前にある海の上で
プカプカと浮かんで空を見ていた。
________
「アリサちゃんは、UMA。
いや、ダークレイスを全部捕まえなきゃいけないの？」
「そうだ。私が人になるためにはそれが必要だ」
「…そっか」
夕方になって砂浜には沢山のUMAが描かれてあった。
2人がそんな話をし、ギララは1人だけ
海でプカプカとまだ浮いていた。
「冬樹ー！そろそろホテルへ戻るわよー！」
パラソルやビーチチェアを持って、
ホテルへ戻ろうとするケロロ小隊と日向家。
夏美が手を振りながら冬樹を見ていた。
「分かったー！行こ、アリサちゃん！」
「あぁ」
「ほらギララ。行こ」
「……」
海の上で浮かんでいたギララは体を起こし、
2人の後に続いて歩いていく。
その姿を見ていた白い何者かがいることを知らずに。
________
そして夜。
ザザッと流れる海の音を聞きながら、
ギララは岩の上に座っていた。
すると、誰かが隣に座ってきた。
「…どうかしたの？」
「ギララは、私とパートナーになる事が嫌なのかと思ってな」
隣に座ってきたのはアリサだった。
ギララとパートナーになることを諦めていなかった彼女は
また今日もギララに聞く。
だが、ギララは首を振った。
「………嫌とは一言も言ってないよ」
「なら…」
「…今、ちょっと大変だから」
「？どうかしたのか、ギララ」
「理由もなく、また追われてるの。
ボクの力が必要って言ってる集団グループが」
集団グループというのは紛れもないシュララ軍団。
顔にこそは出ていないがギララの声は
かなり疲れているような声色だった。
「そんなことがあったのか」
「………理由もなく追われて、結構疲れる」
意外とストレスが溜まっていた様子の彼。
アリサは真顔だが何処か心配そうにギララを見ていた。
「そいつらの特徴は？」
「…殺し屋。ボクをスカウトしたいんだって」
「ギララにピッタリだな。
他の奴らからもスカウトが入るなんて、
やはりギララ、お前は只者じゃない」
「……うん」
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オリ - Irobiさん» そう言って貰えて嬉しい限りです！更新、いつも楽しみに待ってます！無理なさらずご自分のペースで頑張ってください。 (2022年8月18日 12時) (
レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
オリ - Irobiさん» そう言って貰えて嬉しい限りです！更新、いつも楽しみに待ってます！無理なさらずご自分のペースで頑張ってください。 (2022年8月18日 12時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - オリさん» 笛はホイッスル型で、隊員は案1です。破れた帽子については今後明かして行こうと思っているのでまだ今のところはという感じですね。素晴らしいイラストをありがとうございます…！上手すぎて(いい意味で)鳥肌が立ちました…。改めて本当にありがとうございます！ (2022年8月17日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
Irobi(プロフ) - オリさん» わぁぁっ！可愛いイラストありがとうございます！というより、こちらから案は描けているのに絵の投稿が全然ないのが申し訳ないです…。本当にありがとうございます！口については他の人と色々な特徴を付けるためにおたまと混ざった感じになりました。（つづく） (2022年8月17日 9時) (レス) id: 52641999dc (このIDを非表示/違反報告)
オリ - コチラURLです→ https://d.kuku.lu/abcf20946 (2022年8月16日 12時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Irobi | 作成日時：2022年8月8日 20時
