第２５話 ページ27
＊＊
中也「ぐっ！」
急にダーカー！？クッソこんな時にか！！
今は確か____
双子女「あーあ。つまんないな。」
双子男「つまらないね、本当。」
中也「く……卑怯だぞ…」
双子男「卑怯じゃないよ。」
双子女「あの子はどうしたの？どこに隠したの？」
中也「あいつは……この辺にはいない。」
双子男「ふぅん。いたのなら昔みたいに喰らったのにね。」
双子女「いないなら仕方がないね。また今度食べよう。」
中也「食べる……？一体どういう…」
双子女「わたしの、
双子男「ぼくの
中也「お前…」
双子男「大丈夫。すぐ“あのバケモノ”も食ってあげるから。」
双子女「あの人をバケモノと呼ぶのは久しぶりだねッ」
中也「ッ……！」
バケモノ？
なんの話だ？露乃が……？
あの子は確か__アークスで異能力者で…
でもうじうじ考えても仕方ねぇ。まずは目の前の敵を倒すだけだ。
＊＊
蛍「ふぅん、軍警と連携？でもいいの？」
太宰「何がだい？」
蛍「ぶっちゃけ、武装探偵社にはダークファルスを倒す手段がない。軍警と連携するのは違うでしょ。」
太宰「でも君も、アークスでガーディアンなんだろう？」
蛍「シエラ、話したの？」
シエラ「うぅ…押しに負けてしまって。」
蛍「……私も復帰したばっかでな。でもまあ私の地元でもないから好きにするといい。」
太宰「なんだか、投げやりだね」
蛍「まあ、一応ゲストは派遣しておきます。多分彼らの方が強いはずですし。」
国木田「異能者か？」
蛍「あー、はい。」
国木田「ならいいんだが……。」
蛍「さて……私はちょっと連絡行ってきま！」
国木田「おう、いってらっしゃい。」
シエラ「あ、待ってくださいよ！もうっ！」
＊
条野「なるほど。では明後日各所に連絡をしておきます。」
蛍「ああ。私たち以外にもゲストを呼んでる。其奴らとも会議をするから。」
大倉「おお！蛍か。クーナはどうしたんだ？」
蛍「クーナは私の地元に帰ってしまいましてね。でも、今後は私が色々やりますので。」
大倉「ふぅん」
条野「では、お願いいたしますね。」
蛍「それでは、御機嫌よう。」
ーーー
条野「あの人、結構怖そう…」
大倉「だな。でもクーナと違って面白い子だぞ」
条野「でも、何があっても冷静でいろって。」
大倉「めちゃくちゃ」
条野「ですね。」
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作者名：黄泉 | 作成日時：2019年2月12日 14時
