第7話 ページ9
芥川「………。」
任務の当日。
すごく初対面なのにペアでの任務。
しかも私にとっては初任務だった。
冬華「あの、先輩……今日はよろしくお願いします。」
しかも怖い顔だ。先輩。
芥川「………ミミックの長を探す。」
冬華「はい。」
今日の任務はミミックの長の調査。
奴が異能力者である可能性が高いので調査に迎えと命令が下った。
私は特に下っ端だからね。
芥川「………?」
ミミックの兵が何者かにより殺.害されていた。
冬華「……何か変だわ……。」
芥川「……なんだか変だな。」
美術館の扉に手をかける。
なんだかおかしい。
冬華「そこ、開けちゃダメっ!」
彼が開けてすぐに銃の雨。
恐ろしいほどに銃弾がこちらへ注がれる
芥川「……ちっ!…羅生門!!」
先輩が異能力でミミック兵を切り刻む。
冬華「先輩、ありがとうございます。奥へ行きましょう。」
芥川「……言われなくても。」
先輩が走り出した。
私もそれに合わせて走る。
さて、指揮官さんを探しましょう!中々先輩が話してくれませんね。
冬華「せ、先輩……。」
芥川「冬華、時間がない……僕が先に行くぞ。」
冬華「え、あ。まってください!!」
すると生き残っていた兵士が銃を持ちこちら側に向けていた。
勿論私は気付いていなかった。
芥川「………おい!」
冬華「っ!?」
芥川「……しっかりしろ、新人。」
ーー
ーーー
先輩と迷子になってしまった。
運が悪すぎではありませんか?私。
冬華「……先輩、どこですか。」
銃を構えながら建物の中を歩く。
こんな時どうしたらいいのか、私は知らない。
冬華「……これ、先輩の声?行かないと。」
少し遠くから聞こえた先輩の叫びを聞いた。
芥川「……名を名乗れミミックの長!!」
冬華「長?」
芥川「……冬華、残りの兵を片付けろ。こいつは僕が……!」
ジイド「ふぅん、女子も戦うのか。」
芥川「悪いか?」
ジイド「いいや、悪くわないさ。……ああ、乃公の名はジイド。」
羅生門がミミックの長の方へ行くが彼はまるで着地点が分かったかのように後ろに避ける
先輩の動きがわかるのか?
もしかして、異能というもの?
冬華「……これは、兄の……いや。」
しっかりと狙いを定めて撃つ。
撃っても避けられるのは分かってる。
もしくは彼から引くのを待つしかない。
何発も撃つが交わされる。
ジイド「なかなかの腕だな。でもまだ足りない。」
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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年7月21日 20時