検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:5,341 hit

第20話 ページ22

冬華「それは……やらないとわからないでしょ?」

マユ「あ、始まっちゃった。……仕方ないなぁ。」

ペンを取り出す。
その後に太宰を囲むように氷を出す。

冬華「マユ、ありがとう。」

太宰「冬華、もう一回……私のそばにいてくれないか?」

小華「お、プロポーズとか羨ましいわね!」

太宰「え?」

眼帯をつけた女性が微笑む

マユ「本当、羨ましい。というか私の魔法の意味なくね?」

真緒「あはは。にしても管理人さんはよく考えたねぇ。」

小華「そうね。死にたがりだけど監視が怖くて死ねない少女。」


冬華「似合ってた?」

小華「ええ。」


太宰「演技……?」


冬華「ええ、一応ね。」

太宰「……酷くないか?」

冬華「でも……うん。」


太宰「本当に、困った子だね。」

冬華「私、治と働きたい。」

マユ「ちょ、マフィアはどうするの。」

冬華「掛け持ちできないのか……。」

マユ「え、どうするの。」

冬華「んー迷うけど、マフィアに残るわ。あの後も太宰さんと同じく経歴がね。」

マユ「…成る程ね。」

太宰「じゃあ、探偵社にこれるように……。」

冬華「……じゃあ、私を迎えに来るの……待ってる。」


マユ「ちょっ……。」

冬華「今日は中也さんと食事ですし。」

マユ「えっ」

ーー
ーーー

国木田「それで雇いたいってか!」

中島「あの……女性が戻って来るまで?」

太宰「だって、消えたんだよ?」

国木田「……言い方キモいな。」

太宰「えー?じゃあ入水の誘いしてみようかな。」

国木田「やめろ。」

太宰「あの子は私によく似てるよ?」

国木田「今すぐ更生が必要だ!」


小華「こわ……。」

太宰「んで、この子が代わりの子!」

小華「ども……。」

国木田「はぁ……怒鳴ってすまなかった。」

小華「いえ、私が悪いんで。」

国木田「消えたって何処に消えたんだ……。」

小華「知りません。」


国木田「そうか。戻って来るまで頼んだぞ。」

小華「はい。」

国木田「早速だが、異能持ちも泥棒を捉えて欲しい。谷崎、資料を。」

谷崎「はいっ!」

谷崎と呼ばれる青年が資料を抱えて走って来る。

小華「あ、ありがとうございます。」

谷崎「また、盗みを働く可能性が高いから。」

小華「はい。」


国木田「太宰……とペアを組ませるのは不安だが……。」


谷崎「あ、3人で行きます?」

国木田「相手は異能者だぞ?」

谷崎「あ、なら太宰さんがいれば問題ないですね。」

小華「……そうなんですか。」

第21話→←第19話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:文スト , 魔法少女サイト , 日常系   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黄泉 | 作成日時:2018年7月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。