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第4話 ページ9

粟田口部屋

薬研「いち兄。いいのか?」

一期「どうしたんだい?急に。」

薬研「いや、な。刀剣男士の手入れを一切されてないのがバレてねぇかなって思って。」

一期「バレてると思うけどね。」

薬研「……そっか。」

一期「みんな、なかなか手入れをしてもらえないからね。」

薬研「いち兄も中々に強い刀なのにか?」

一期「ええ……少し恥ずかしい話なのですが。少し口答えをしたところ…こんな感じです。」

薬研「そうだったのか。」

口答えか。
何を言ったんだろう?それはまぁ……聞ける感じではないよなぁ。

と考えをしてると先ほどの女と加州清光が入ってきた。

透華「お邪魔します!怪我人の様子はどうです?」

一期「い、いきなりですね……。」

透華「いやいや、私はね最期の時くらい綺麗でいて欲しいの。」

加州「透華さん時々言い方エグい。」

透華「マジか!」

一期「一体何用で?」

透華「おっと失礼。明日私たち現世に帰るので、手当をしてあげたいなって。迷惑…かな?」

一期「私は構いませんけど……。」

薬研「手当って……五虎退と同じようにか?」

透華「五虎退って誰です?」


一期「ああ、この子だよ。」

と言って彼の頭を撫でる。
ああ、虎を飼っている(?)白髪の男の子か。

透華「この子が五虎退って言うのね…うん。かわいい。」


小春「ねぇ、透華。私の貸すけど……貴女今日使いすぎなんだから。きぃちゃんちゃんと監視してて。」


加州「きぃちゃんって俺のこと!?」


小春「ええ、可愛いからきぃちゃんよ。あの小さい子はいっちゃん。」

加州「なるほど……監視って…?」

小春「そのままの意味です。私は他の刀剣にどうするか聞いて回るから。」

来夢「じゃあ小春!いこう!」

小春「はいはい。」

五虎退「あの!ぼく……さっきの感動しました!」

透華「は?(治療はこの子見てなかったよね?え?薄く眼を開けてたの?)」


五虎退「せ、扇子を仰いだら……そ、その…。」

何故か私と目を合わせようとしない。魔法が怖かったのかな?

透華「さっきの奴?」

五虎退「はい!ふ、普通の人ではできなさそうな……えっと。」


透華「ふふっ。今日の夜こっそりと私たちの部屋にいらっしゃい。そしたら見せてあげる。」

五虎退の頭を撫でてから、動くことができない刀剣男士を観察する。

これくらいだったら余裕だ。

一期「しかしどうやって?」


透華「簡単ですよ、血を飲ませるだけ。」




薬研「!」


さっきのをやるのか?

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@(プロフ) - 貴方の文ストの作品だがオリジナルフラグ立ってんぞ初心者じゃあるまいしルールくらいちゃんと守れ (2018年6月23日 17時) (レス) id: 2ba178c985 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年6月14日 19時

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