【忍たま】隠密行動させてくれ

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｢乱太郎、きり丸、しんベヱ！｣

｢｢｢は〜い！｣｣｣

｢居た！｣

｢どうしたんですか、A先輩｣

｢いや、3人は噂好きと聞いているのですが、私の事は他言無用にして頂きたいのです｣

｢他言無用？｣

｢誰にも言わないで欲しいってことです｣

｢｢｢え〜!?｣｣｣

｢なんでですか？｣

｢目立つのが嫌だから｣

｢う〜ん…でも…｣

｢お願い！また勉強教えるから！｣

｢そこまで言われたら…｣

｢いいですけど…｣



勢いよく戸を開けた私にビックリしながらも、言わないことを約束してくれた。

よかった…これで私の学園生活が守られる…ありがとう思い出した私…ありがとう世界…



｢ありがと｣

｢但し｣

｢但し？｣

｢僕たちからも1個条件があります｣

｢じょ、条件…ですか｣

｢そうです｣



おっと、ちょっと不穏な予感。どうか当たることがないことを祈る。

いや、10歳の考えることだし、きっと大丈夫でしょう。



｢…何かな？｣

｢食堂で一緒に｣

｢おばちゃんの美味しいご飯を｣

｢食べることです！｣

｢…まぁ、それくらいなら｣

｢あと！｣

｢まだあるの!?｣

｢委員会活動を｣

｢手伝って欲しいんです！｣

｢それは…条件？それともお願い？｣

｢お願いです｣

｢…うん、いいよ。その代わり、絶対言わないでよ？｣

｢｢｢はい！｣｣｣

｢なんか不安だなぁ｣

｢安心してくださいよ！｣

｢しんベヱ、鼻水垂れてる｣

｢…不安だなぁ｣

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