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回想___
救命センターに来て早くも2週間
理想と現実のギャップに打ちのめされながらも、日々仕事に忙殺される日々だった
昨日書いたノートのページを読みながら廊下を歩いてたら、一人の女の子にぶつかってしまった。
それが香月ルシアだった。
“ドンッ”
ルシア「あっっ！すいません」
白石「大丈夫？ごめんね。読みながら歩いてた私が悪かったの。」
ルシア「大丈夫です、私もぼーっとしてたから」
ルシアの照れたように笑う姿はすっごく明るくて、まるで太陽のようだった。
彼女は私のノートを手を取り驚いて言った。
ルシア「うわーすごい！こんなにびっしり書いてある！お姉さん勉強熱心だね」
白石「そんなんじゃないよ、まだまだ知らないことだってたくさんあるし、何よりまだ見習い中だから」
ルシア「でもお医者さんなんてすごいなー
私はここの生活に慣れるだけでも大変なのに笑」
白石「引っ越してきたばかりなの？」
ルシア「そう。もともとインドネシアに住んでたんだけどね、この前の地震で両親二人共しんじゃったから今はおじいちゃんと従姉妹んちに住んでるの」
白石「ごめんね、そんなこと聞いちゃって。辛かっただろうに…」
ルシア「いいのいいの。今はこっちで生活するのに精一杯だし、そうじゃないと毎日毎日過ごしていけないよ…笑」
辛いことを話しているはずなのに、無理に笑顔を作ろうとしている。同じ笑顔でもさっきの太陽のような笑顔とは真反対の悲しみの笑顔だった。
そんなとき、向こうから「ルシア！」と呼ぶ声が聞こえた。
ルシア「あ、もう行かなきゃ。従姉妹が呼んでる。」
白石「私も仕事に戻らなきゃ。じゃあ、またね。」
ルシア「うん。お姉さん、またね」
そう言って、彼女は従姉妹が待っているところへ小走りで戻っていった。
続く (更新停止中)
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Ray(プロフ) - 初めまして。更新楽しみにしてます。 (2017年7月26日 10時) (
レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - 夢主は香月遥ちゃんで良いんですかね？だとすると、名前変換は出来ませんか？ (2017年7月25日 20時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：secret girl | 作成日時：2016年10月19日 21時
