第肆拾弐話［行田尚希：最悪な目覚め］ ページ43
「ん〜〜。よく寝たぁ……ふぁ……。」
ぐいっと伸びをして起き上がる。
カーテンの隙間から射し込む光。
気持ちの良い風。
「ん〜…今日は良い1日になりそ…」
ドゴォン！！！
遥か遠くから聞こえる爆発音。
「前言撤回。今日も危険な1日になりそう。」
布団から出て窓を開ける。
すると、遠くの線路が黒い煙を上げていた。
煙が線の様になってる事からしても、恐らく走行中の電車の爆発だろう。
微かに火薬の匂いもする。
きっとポートマフィアの仕業だろう。
あれは、僕が行った所で如何にも出来ない。
其れなら仕事をしよう。
先ず最初に布団を畳んで、いつもの着物に着替える。
あとは、朝………昼ご飯を食べないと。
11時まで寝てるとか、どんだけ乱れた生活習慣してるんだ、僕。
ご飯を炊いて、簡単に味噌汁を作って朝兼昼食をちびちびと食べ、道具の確認をする。
無くなってたり、傷んでたら困るし。
あ。刷毛が少し傷んでる。
買い換えないとなぁ…。
良し、じゃあ始めますかな。
そう意気込んだ所でチャイムが響く。
お客さんかな？
「はい。只今…。」
「久しいのぅ、尚希や。」
「やぁ、行田君。仕事は順調かい？」
「来たわよ、ナオキ！！！」
其処にいたのは、桃色の髪を纏め上げた着物の女性と、外套を羽織った黒髪の中年男性。
あと、金髪碧眼の幼女。
「ご無沙汰しております。尾崎様、森様、エリス様。」
「何じゃ、畏まりよって…。」
「皆様はお客様ですから。ご要望であれば変えますが。」
にこりと笑って言えば、皆さんも笑う。
「先ずは、どうぞ中へ。」
さて……今日はどんな依頼をしてくれるのかな？
ポートマフィアは。
「ナオキ！！！いつもみたいに呼んで！！！
様付けはイヤ！！！」
「そうじゃ。お主が畏まっておると、妙に距離を感じるわ。」
「うん。確かにそうだねぇ。不思議だけど。」
「ご要望とあらば。
じゃあ、鴎外さん、紅葉さん、エリスちゃん。
何か飲みますか？」
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紅葉蓮＊現在、二作品を集中更新中(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/momizi201282/ ……託します。前回とパスワードは変わっていません。PS．鋼夜さん、下手くそながらつなげておきました。 (2016年11月4日 21時) (携帯から) (
レス) id: 5fe719242e (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 紅葉蓮＊現在、二作品を集中更新中さん» どうぞどうぞ！！！むしろお願いします！！！ (2016年11月4日 19時) (レス) id: 3a97038ed1 (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ(プロフ) - 今まで姿消していてすみません…。またちょこちょこ書いていきます…！ (2016年11月4日 18時) (レス) id: 36c09305b3 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蓮＊現在、二作品を集中更新中(プロフ) - 鋼夜さん» あ、繋げていいですか？ (2016年11月4日 18時) (携帯から) (レス) id: 5fe719242e (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 紅葉蓮＊現在、二作品を集中更新中さん» 了解です！ありがとうございます！！！ (2016年11月4日 7時) (レス) id: 3a97038ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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