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怒りのオーラを消した鬱先生がころっと満面の笑顔になってショッピを振り返る。
ut「いやー、これからカフェ行くところなんよ。あ、今度ショッピも行く？男二人でカフェは嫌やしラーメン屋とかでええなら」
shp「ちょっと待ってください。本人に許可取ったんですか？」
ut「別にデートとかやないって。ちょっと外に出るだけ。な、構わんよな？」
『わ、私……は……』
もごつくAにショッピは眉をひそめ、鬱先生を押しのけてAの前に立った。
shp「Aはこれから俺の用事に付き合ってくれるんです。ほいほい誘わないでください」
ut「そうやったん？はよ言うてくれな分からんかったわ。ほな、また」
鬱先生はあっさり身を引いて去っていった。
完全に見えなくなったところでAは声をかける。
『あ、あの、ショッピさん。用事って？』
shp「言葉のアヤや。こうでも言わんとあの人食い下がるでしょ」
『そうだったんですか……』
助けられた、と気づくとストンと納得がいった。
……自分が不甲斐ないばかりに、上司に迷惑をかけた。
shp「嫌なことは嫌ってちゃんと言わないかんよ」
『はい……でも、上官ですから』
shp「まぁ、せやけど……Aはいつも自分の意見言わへん気がするから」
Aはその言葉にギクリとした。
言外に、その気がないならさっさとシャオロンを振れと言われている気がする。
shp「じゃ、色々気をつけてな」
そう言い残しショッピも立ち去る。
『(意見……確かに私は、もっと強く主張したほうがいいのかも)』
思えば相手が上官だからと、受け身な態度ばかり取ってきた。
『(…少しずつ変わろう。意見を言える自分に……)』
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詩音(プロフ) - 完結おめでとうございます！ (2022年9月18日 8時) (
レス) @page24 id: 44cf22d412 (このIDを非表示/違反報告)
インク - 面白かったです！完結おめでとうございます！ (2022年9月17日 19時) (レス) @page24 id: a2f12395c4 (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - めっちゃ好きです…。これからも更新頑張ってください！ (2022年9月4日 19時) (レス) @page10 id: 44cf22d412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：REO | 作成日時：2022年9月4日 18時
