19話 舌戦 ページ21
A視点
Qタロウ「お前の言葉で…信じるに足るか…見定めてやるぜよ！」
A「…分かりました。」
できるかなぁ…心配だなぁ…やるしかないけどさ…はぁ…
Qタロウ「たかが高校生にできるのか！
銃を扱った経験のないヤツは信用できない！
これは遊びじゃない！」
A「経験や腕前は関係ないとケイジさんが言ってました！」
Qタロウ「ぐ…！」
A「確かに僕は経験なんてない。だけどこれでも賢い方なんです！
そして…一度殺してしまったからこそ、今度こそ救うという決意がある！」
Qタロウ「…！」
よし、こんな感じか…これなら俺でも出来そうだな。
Qタロウ「やっぱケイジに頼むべきだ！
ジョー！お前がやれ！
カイ！お前ならどうだ！」
A「トラウマがあるケイジさんには無理です！」
Qタロウ「だが…それでも…」
A「前向きじゃない人に命を賭けられますか!」
Qタロウ「…！くそ…！それもそうだな…」
ごめんちょっと思ったよりボロくそ言っちゃった。ごめんなさいケイジさん。
Qタロウ「やる気だけじゃどうにもならない！
オレを信用しないのか？
本当に自信はあるのか？」
A「…あります！僕にはサラがついてる！そして…大好きな…親友も…！
だから、絶対に失敗なんかしない！これだけは…ハッキリ言える…！」
Qタロウ「…！
…自信のねぇヤツには命を賭ける価値はねぇからな。
ここでビビらんとは大したヤツぜよ。」
自信…か。自信なんてなくとも、どうとでもなるんだ。
また頭が回らなくなっても…俺にはアキヒトがいる…だから、大丈夫。絶対に。
Qタロウ「みんなAに任せて本当にいいのか!?
もっと残酷なゲームかもしれん。
怪物が現れるとか…な！」
A「…ジョーは僕を指名してくれた！それに、サラも認めてくれた…」
Qタロウ「ぐむ…」
A「そしてそれは、きっと、今も揺るがない！
だから…Qタロウさんも僕も信じてください！」
Qタロウ「うぐぐ…」
二人が信じてくれてるかどうかなんて、分からない。確証もない。
だけど…それでも…俺は…！
Qタロウ「Aは他人を信用していない！
ゲームに勝つ勝算があるのか！
こいつは一度友人を殺してる！」
A「っ、確かに僕は大好きな親友を殺した…だけど…
だから、こそ…」
本当にできるのか？Qタロウさんの言う通り、俺は親友を殺した…そんな俺に…本当に…
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もみじ(プロフ) - コメントありがとうございます！最初に親友殺したのをこれでもかってくらいに後悔してます(´･ω･`) (2021年10月6日 22時) (
レス) @page1 id: 3db76492db (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりぃむとちょこれぃと - 綾瀬くん…！幸せになって…！ (2021年10月6日 22時) (レス) id: 8ef3002cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もみじ | 作成日時：2021年9月5日 22時
