＝しずく・５＝ ページ5
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「＿＿＿ぇ、ねぇ、伊野尾ちゃんっ。」
雨を見つめ、ぼんやりしていた・・
「ん？・・な、なに。
ごめん・・すこしボーっとしちゃった。」
「もう、５時半になるよ。」
「あっ、ほんとだ。
ごめんね、中島一人残ってもらちゃって。」
「いいよ。別に・・伊野尾ちゃんさ＿＿＿。」
「ん？なぁに・・。」
「・・なんでもない。
じゃあ、伊野尾ちゃん帰ろうか。」
「ぅん・・。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
正面玄関の所で中島が待っていて
「おまたせぇ〜。
じゃあ中島、傘入れてあげるね。ふふ。」
「あぁ、ありがとう伊野尾ちゃん。
傘、貸して・・俺持つから。」
「えっ・・いいよ。」
「いいから。
俺の方が背高いしさ。
それに、入れてもらってるんだから。」
「ん。・・ありがと。」
おれは、傘を渡して・・
中島は、スッと綺麗な仕草で
傘をポンっと開いた。
＿＿＿＿絵になるなぁ＿＿＿＿＿
「伊野尾ちゃん・・どうしたの？」
・・うっとりと・・見てしまって
また、ボーっとしていた。
「ぅ、ぅぅん。なんでもないよ。」
「そう？じゃ、行こう。」
「・・ぅん。」
何回しても、ドキドキする
あいあい傘。
また。
ぴちょん。って
おれの心に雫が落ちる。
だめ。だめ。だめだ・・。
・・でも、雫が心にたまって
溢れてくるの。
溢れて・・零れだしていく。
好き。
ずっと好き。
ずっと、好きだったの＿＿＿＿。
中島が１年生の時から。
入学式で、１年生の代表で壇上に立った時から
あの時からずっと・・。
おれの心に雫がずっとずっと
落ちていった・・落ちてるの＿＿＿＿。
「好き＿＿＿＿。」
ぼんやりしてて、つい変なコト・・口走ってしまう。
・・あぁ、ごまかそう。ごまかさなくっちゃ。
「す、好きな食べ物ってある？中島・・
お、おれはね、白米とトマト。」
「へぇ・・。
俺は何かな・・う〜〜ん。」
こうやって世間話、出来るだけでも
ありがたいと思わなくっちゃ。
・・好き。だなんて、言っちゃだめだよ。
気を付けないとな。うんうん。
「伊野尾ちゃんっ。
もうちょっとこっち来ないと
肩、濡れちゃうよ。ほら＿＿＿＿＿＿＿。」
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あひる☆(プロフ) - にのんさん» きゃぁ〜〜ん！！にのんちゃま！！来てくれてありがとぅ(●´ω｀●)うっれしぃ〜♪ごちそうさまありがとうございますぅ〜〜♪♪ (2017年5月15日 10時) (
レス) id: 706e89320c (このIDを非表示/違反報告)
にのん(プロフ) - 来ましたよーん♪生徒のゆーてぃーが可愛すぎてですね…。ごちそうさまでございますぅーー！！ (2017年5月14日 17時) (レス) id: ee932bb254 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - キャティアさん» すご〜〜〜〜〜いっっ！！あひるまでテンションあっぷるになった！！すごいなぁ〜〜。本屋行かなくっちゃ！！うふふ。読んでくれてアリガトゥ♪ (2017年5月6日 14時) (レス) id: 3eb751290e (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - JUMP♪大好き！さん» なんと！！お話し書かれてるんですねぇ。はい！！読ませて頂きますねぃ（*^_^*） (2017年5月6日 14時) (レス) id: 3eb751290e (このIDを非表示/違反報告)
キャティア(プロフ) - やっほ〜！！読んだよ！続きが気になって仕方ない！！いきなりなんだけど自慢していい？(笑)私が送ったイラストが、今月の『POTATO』に載ってたんだけど！！(涙)ヤバいよ！どうしよう！！テンション上がりっぱなしなんだけど！！ (2017年5月6日 0時) (レス) id: 3b338422a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年5月5日 16時
