僕は何度でも君に恋をする (ページ14)

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ついつい話し込んじゃって今日一緒に勉強してるもう一つの理由を忘れてた

｢あっ、そういえばさ俺ら夏休みに泊まりで海行こうって話してたんだけどさ、一緒にどう？｣

『私も？』

｢うん、、あっ嫌じゃなければでいいんだけど、、、湊くんも連れてさ｣

｢あんまり湊くんも連れて遠出も出来ないだろうし、いつもバイト頑張ってるからちょっとした息抜き、、みたいな？｣

そう言うと少し考え込んだ

｢あっ、もちろん道具とかは俺らが準備するし、車借りて行くから長距離移動でも湊くんのこととか心配しなくていいし、、、どうかな？｣

『もし他の5人もいいって言ってくれるなら、行ってみたい、、、かも』

｢あいつらも絶対喜ぶよ！、、じゃあ日程とか詳しく決まったらまた言うね｣

『うん分かった。楽しみにしてるね』

ふ～～～～～！

よっしゃあ！やったぞ俺！！

そこまで話してAちゃんとの勉強会は終了した

慎太郎みんなー!やったよ!!

ジェシーなになに?

慎太郎Aちゃん海行きたいって!

大我やるじゃん慎太郎

ジェシーやった💪

樹頑張れよ

慎太郎だから何がだよ!

優吾分かってんだろ笑

北斗今更しらばっくれてもねぇ、

樹うわぁ、女の子の水着とかひっさびさ

優吾お前はキモイから笑

慎太郎そういう目で見ないで!

樹ほら、本当は気付いてんだろ?

自分の気持ちに気付いてない、、訳じゃない

ただその気持ちを伝えるのが怖いんだ

俺なんかより全然しっかりしてて大人で

もし万が一気持ちが通じ合ったとしても

小さい時からたった1人で、自分の手で道を切り開いてきたAちゃんの邪魔になっちゃう気がして

だから伝えられないんだ

弱っちいなって思ったでしょ？笑

なんだよ！慎太郎らしくないじゃねーか！って

弱っちいんだよ俺

自分の気持ちを伝えられないくらい傷つけたくなくて大切にしたい人なんだ

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