3:二人の始まり…… ページ4
家に帰り、ベッドの上で横になりながら遠距離中の彼氏───康太のことを考えた。
康太とは、高校二年生の時に、彼から告白されて付き合ったのが始まり。
康太は、設計図を描くのが得意で、将来は設計士になりたいと言っていた。
それぞれ別々の短大に進学したけれど、二人で進学を機に同棲を始めてたから、互いの気持ちに変わりはしなかった。
同棲を始めて早二年が経ち、大学を卒業した頃、私と一緒にヨコハマで就職をすると思っていた康太が、ヨコハマ市外で就職することになってしまった。
勿論私は彼の夢を応援したいから、ヨコハマ市外に出るなとは言わなかったけれど、それでも付き合うのって本当に大変なんだなと思った。
あれから二年が経つが、最後に康太と話したのは何だったっけ？
最後にLINEを送ったのはいつだっけ？
考えてみれば、二年も経つとこんなに相手のことについての関心が薄れてしまうのか。
悲しいけれど、本当にそうなのだから仕方がないか……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もえ(プロフ) - 東湖さん» コメントありがとうございます！！私も書いていてとても切なくなりました(´；ω；`) (2019年12月11日 21時) (
レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
東湖(プロフ) - 切ない…… (2019年12月11日 21時) (レス) id: 8fa507a6ec (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - るるぽさん» コメントありがとうございます！確かに、夢主は太宰に少し期待を持っていたのかもしれませんね……(´；ω；`) (2019年9月16日 13時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
るるぽ(プロフ) - すごく凄く切なかったです 主ちゃんは太宰さんが引き留めてくれると何処か期待を抱いていたのかもしれないと思うと 切なさがまた（泣）長々と失礼致しました (2019年9月16日 7時) (レス) id: 0ac352dc04 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - S.Hさん» 全然大丈夫です！寧ろ、長々とお話のことを書いてくれて凄く嬉しかったです(●´ω｀●)謝らなくて大丈夫ですよ〜！ (2019年8月5日 13時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もえ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時：2019年8月3日 23時
