prolog ページ1
『康太ー!好きーっ!!』
「俺もだー!!」
遠距離になる前は、毎日の様に彼に“好き”と言っていて、デートも、連絡も結構取り合っていて、こんな幸せがずーっとこれから先も続くと思っていた───
『えっ!?ヨコハマ市内で仕事をしないの!?』
「うん。市外でも、“是非!弊社にお越しください!”と強く、前に言われてな……断るに断れなかったんだ。それに、其処の会社俺が得意なことを着実に伸ばせそうだし、社員寮も充実しているんだってさ。」
『じゃ、じゃあ……このマンションはどうなるの?私一人で住めってこと?』
「Aには申し訳ないが……そういうことだ。」
短大を卒業した20歳のある日───この時、初めて誰かと付き合う“現実”を見せられた気がした。
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もえ(プロフ) - 東湖さん» コメントありがとうございます!!私も書いていてとても切なくなりました(´;ω;`) (2019年12月11日 21時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
東湖(プロフ) - 切ない…… (2019年12月11日 21時) (レス) id: 8fa507a6ec (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - るるぽさん» コメントありがとうございます!確かに、夢主は太宰に少し期待を持っていたのかもしれませんね……(´;ω;`) (2019年9月16日 13時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
るるぽ(プロフ) - すごく凄く切なかったです 主ちゃんは太宰さんが引き留めてくれると何処か期待を抱いていたのかもしれないと思うと 切なさがまた(泣)長々と失礼致しました (2019年9月16日 7時) (レス) id: 0ac352dc04 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - S.Hさん» 全然大丈夫です!寧ろ、長々とお話のことを書いてくれて凄く嬉しかったです(●´ω`●)謝らなくて大丈夫ですよ〜! (2019年8月5日 13時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時:2019年8月3日 23時