【学パロ】一目惚れと言う名の恋【中原中也】

#35 ページ37

｢学校の創立者の孫……？｣

｢そうだ、孫だ。｣

曽我夏樹の母が、創立者の孫だって？

当たり前だけど、初めて知った。

｢これ以上は言えない。｣

｢何でですか？｣

｢口止めされているからだ。｣

福沢校長とのテンポの良い会話を交わしつつ、私は福沢校長が“何か隠しているかも知れない”と思い、私はギリギリの所まで問い詰めた。

でも、福沢校長は“それは言えない”と口を紡ぐ儘だった。

*♡*

『はーい……』

｢宅配便でーす、お荷物をお届けに来ました。｣

『ありがとうございます……』

こんな時間に宅配便とか……私何か頼んでいたっけ？

少し疑問に思いながら、宅配便の人からお届け物を受け取った。

届け物を受け取った後、私はその場で倒れ込んだ─────

｢作戦通り。後は、彼奴を…………｣

───────────────

あああああ、なんかやばい←←

次はシオンだよ！！

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