【学パロ】一目惚れと言う名の恋【中原中也】

#9 ページ11

次の時間は、化学で移動教室だった。

先刻、俺凄い大胆なことしたなァ………でも、花瀬がそれで少しでも不安や悲しみを取り除けられたなら＿＿＿＿＿＿俺は、それで良い。

｢そう言えば、中也は化学実験室の場所知らないよね？｣

気付けば、呼び捨てになっていた太宰が言った。

｢あぁ。｣

『三人で行く…………？その方が、中也、迷子にならなくて済むでし』

｢小坂さぁーん｣

花瀬が、背中をビクッと震わせた。

花瀬に、毎度毎度苛めをしている女子集団だ。

｢ちょっと良いかなー？聞いて欲しいことがあるんだ。｣

女子集団は、何か企んでいるような目をしていた。

花瀬を助けないと………俺は、太宰と目を合わせ、お互いに頷いた。

『嫌よ、行かない。またそうやって私を苛めるんでしょ？』

｢そんなことしないわよ、私小坂さんと仲良くしたいの。｣

手には、大量の水が入ったバケツ。

此奴ら………先生にバレなさそうなこの廊下でやろうとすンのか………?

｢さぁ、来て＿＿＿＿＿＿｣

ﾊﾞｯｼｬｰﾝ

｢悪ィ、足元が狂った(・ ・ ・ ・ ・ ・)。｣

見事に、花瀬をまたあんな目に遭わそうとする女子集団に水が掛かった。

｢何、此…………本当最悪!!｣

｢A、今の内にこっちに来て!｣

『うん………!!』

太宰に手を引かれ、花瀬は俺の所に来た。

｢手前等、本当やることが幼稚だな。Aだけを標的にするなら、俺らも受けてやるからな！！｣

──────────────────

うわぉ、本当双黒格好いい………更に惚れるわ←

次はシオンだよー！

#10→←#8

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す