【文スト】四年前の君から四年後の私へ【太宰治】

手紙2 ページ3

太宰｢はは………忘れてたよ。ごめんね……今日は君の四回忌だね………A｣

"A"と云うのは四年前に亡くなった、太宰の彼女の名前

何故、今頃この手紙が届いたのだろうか？

太宰にはさっぱり分からなかった

だけど、思い出すのは彼女との淡い想い出＿＿

太宰は、噴水の前にあるベンチに腰掛け小さな声でその手紙を読んだ









文字の文頭は｢拝啓 私の大好きな人へ｣だった

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