会いに行く11 ページ13
医務室に備え付けられたベッドに寝ているのは__
A「く……に……きださん……」
Aの声は迚も細くなっており、最初の頃の声と全く変わってしまった。
国木田「全部……乱歩さんから聞いたぞ」
A「そうですか……」
国木田は今にも消えてしまいそうなAの弱々しい手を強く握った。
A「もう……遅いかもしれませんが……私、国木田さんの事が好きです………」
Aは涙を溜ながら、もう遅い今の自分の想いを国木田に伝えた。
国木田「………俺もだ」
Aは「私、貴方と出会えて良かった………です………………」と云うと、ゆっくりと目を閉じ、国木田の目の前から跡形も無く消えていった。
国木田「っ……………」
国木田は、もう此処には二度と現れないAを惜しみ静かに涙を流した。
Aが最後に寝ていたベッドに置かれていたのは、一輪の向日葵だけだった。
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もえ(プロフ) - 暁 弧乃さん» 有難う御座いますm(__)m 嬉しすぎます!!(日本語) 国木田君の作品を此から増やせる限り増やして行こうと想います!! 此からもよろしくお願いします! (2018年2月14日 23時) (レス) id: d821d2b418 (このIDを非表示/違反報告)
暁 弧乃 - 今頃気付いた…()もえさんの国木田さんの作品だいっすきです!!文才分けて下さい!!((国木田さんの作品をもっと…!(((( (2018年2月14日 22時) (レス) id: d225f34e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時:2017年10月10日 23時