キモチ17 ページ18
半強制的にポート・マフィアに連れて行かされたA。
このビルに来たのは何年振りだろうか?
広津に案内され、向かった先は__恨むべきあの人の執務室。
広津「首領、広津です。"黒百合の蝶"を連れて参りました」
首領と呼ばれた者が扉の向こうから"入り給え"と合図した。
合図と共に執務室に大人しく入ったAは、目の前にいる恨むべき人を真っ先に睨んだ。
A「お久し振りですね。首領…………厭、森さ
ん」
森「"森さん"だなんて。まるで太宰君見たいじゃないか、A君」
森は、嫌味たっぷりにAの名を呼ぶと同時に「私が、今日君を連れて来させた話だが……」と直ぐに話題を変えた。
A「そんなの分かってますよ。私を又、"黒百合の蝶"としてこの世に生きて貰うためでしょ?そんなこと考えるのは、紅葉姐様と貴方しかおられないもの」
Aの察しの良さに森は「随分と分かっているようだね。紅葉君は、君を育てた……詰まり恩人だよ?其れなのに、太宰君が此処を去った後に出て行くなんてね」……何処まで嫌味な男だ。
Aは、昔から"嫌味がある人"が大嫌いだった。
「もう二度と"黒百合の蝶"という肩書きを掲げたくない。ヨコハマを……黒の街なんかに染めさせない」
何時に成れば白百合の優しい願いは叶うのだろうか?
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時:2017年9月27日 0時