Secret*18 ページ18
その日、俺はAを家まで送り届けた。
Aは、家に着くまでの間俺の手をずっと握っては、怖い思いをしたはずなのに気丈に振舞っていて、俺はとても彼女のことが心配になった。
『中也君、家まで送ってくれてありがとう。』
「これぐらい当然だ。」
『中也君─私、中也君が何者であっても私は中也君のことが大好きだよ。それだけは覚えててね。』
Aは俺の手を握りながらその言葉を言った後、玄関の扉を開けた。
玄関の扉を開けると、Aの母親である櫻子さんが玄関から出てきた。
「中原さん、今日この後お時間あるかしら?」
「は、はい。ありますが……」
「貴方とお話したいことがあるから、少しうちに上がってもらっても良い?」
「……分かりました。」
俺は不安な気持ちを抱えながら、Aの家へ上がった。
もしかしたら、櫻子さん達が俺のことについて何か知ってしまったのかもしれない。
「A、ごめんだけれど少しの間自分の部屋にいておいてくれる?」
『分かった。』
Aを自分の部屋に待機させるぐらい、今から櫻子さんが俺に話すことはそれだげ重大"なことなのだと思った。
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中原ミレー - もえさん» 完結おめでとうございます(*’ω’ノノ゙☆パチパチ中也様と夢主ちゃんが幸せそうで本当に良かったです(〃´ω`〃) (2022年11月21日 7時) (レス) @page22 id: f90a4b9702 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 中原ミレーさん» 最後まで見て下さリありがとうございました!後書きにも書きましたが、今年もクリスマスがテーマの小説を出せたら良いなぁと思っております😭😭 (2022年11月17日 21時) (レス) id: ead2063f7d (このIDを非表示/違反報告)
中原ミレー - 今回もとっても面白かったです(p`・ω・´q)夢主ちゃんの妹からも夢主ちゃんを宜しくお願いしますとお願いされた中也様、認められて本当に良かったです(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。) (2022年11月7日 7時) (レス) @page20 id: f90a4b9702 (このIDを非表示/違反報告)
中原ミレー - もえさん» 本当に安心しましたね(つω`*)次回も楽しみに待ってます(*’ω’ノノ゙☆パチパチ (2022年10月31日 6時) (レス) id: f90a4b9702 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 中原ミレーさん» ほんとそうですよね!良いご両親で安心です😢 (2022年10月27日 22時) (レス) id: ead2063f7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi8/
作成日時:2022年8月22日 23時