【学パロ】私と一匹狼君っ！【中原中也】

一匹狼と加入 ページ7

｢笠原さんが生徒会に入ってくれるなんて、とても心強いよ。｣

この高校に転入してから1週間後、私は生徒会に入ることにした。

｢これで人手不足が解消されます！ありがとうございます！！｣

私の両手を嬉しそう握ったのは、私と同学年で副会長の樋口さん。

生徒会には、大宰君の他に、1年生の中島君と泉ちゃんと芥川君と、副会長の立原君。

『あの、書記と会長は……？』

｢確か、大宰が書記でしたよね？｣

｢うん、そうだよ。会長は乱歩さん。今はいないけど……｣

え、太宰君って書記なの！？てか今、サラッと言ってたけど……

｢そういえば太宰さん、乱歩さんって今どこにおられるのですか？また乱歩さん、僕にお菓子だけ預けてどっかに行ったのですが……｣

｢乱歩さんらしいなぁ〜、校長室に行ってるか校内をブラブラと歩き回っているか、保健室に行ってるかじゃない？｣

聞いてるだけで、その乱歩さんっていう人は自由奔放な人なんだなぁ……

会ってみたい気もするけど……

でもまぁ、いつか会えるか！

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