26話 【ドンマイ】 ページ29
--ラムザside--
寄らないといけないとこがある。と言って、足早に去っていくAと別れ、俺達は自分の家へと歩く。
ジ「そういえばラムザさん、告白されたんだって?」
ラ「なっ!!」
あ・ア・タ「「「まじで??」」」
なんでジャンクが知って...って、Aから聞いたのか...。
あ「え...もしかして、Aの前で告白されたの?」
ラ「いや...急に1年女子から「話がある」って言われて、それを聞いたAが空気をよんで教室から出て行ったよ。」
ア「まじかー...。」
タ「なんか複雑な気持ち...。」
まじ複雑だったわ。
自分の好きな人の前で、今から違う人に告白されます、って空気は。
あ「Aはどんな気持ちだったんだろうね?」
ラ「さぁな。」
俺の事なんて、なんとも思ってないから、普通に出て行ったんだろうな...。
ジ「A...初恋は誰なんだろう。って、呟いてたぞ...自販機の前で。」
あ・ラ・ア・タ「「「「はぁ??」」」」
なんだよ、それ?
どういう意味だ?
タ「Aに初恋って...あったのかな?」
あ「さあね。 でも、小さい頃俺ら5人は、よくAを取り合ってたよな!w」
ア「確かにw そんな事ばっかだったww」
ジ「そうそうw それでいつも、Aが取り合ってケンカしてる俺らを止めるんだよなw」
タ「懐かしいねー!!w」
ラ「だなww」
俺らのケンカを止めた後、Aはいつも『私はみんな好きだよ』って言ってたな。
ま、男としての好きじゃないんだろうけどな。
昔のAは、いつも俺達といた。
だから、誰かを好きになるなんて、ないと思っていた。
でも、もしかしたら俺らが知らなかっただけで、そういうのがあったのかもしれない。
Aは...俺らの記憶がなくなってから、誰かを好きになって、付き合ったりしたのだろうか?
聞いてみたいけど...返答によっては、俺は凹むんだろうな...。
あ「ま。とりあえず、今日のラムザさんはドンマイ!!」
タ「そうだね! Aの前で告白なんて...ドンマイ、ラムザさん!!」
ア「ドンマイだ。」
ジ「ま。仕方ない事だが...ドンマイ、ラムザさん。」
ラ「うるせーよ!!」
クソッ!!
あいつら、他人事だと思って...。
こんな事は、二度とごめんだ!!
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お久しぶりです、黒夜叉です。
仕事が立て込んでて、1話更新で本当にごめんなさい。
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黒夜叉(プロフ) - 小倉さんちのトーストさん» コメントありがとうございますm(_ _)mコメント頂けた事が活力になり、仕事の合間になんとか1話だけ更新できました!応援していただいて、本当ありがとうございます!亀更新ですが、これからもよろしくお願いします! (2018年8月30日 17時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
小倉さんちのトースト(プロフ) - すごく続きがみたいです!忙しいとは思いますが楽しみに待ってます!!頑張ってください! (2018年8月27日 14時) (レス) id: 8a91b56ecb (このIDを非表示/違反報告)
黒夜叉(プロフ) - くーぼんさん» ありがとうございます( ^ω^ )応援やコメントをいただけると頑張れます(*´罒`*)カメ更新ですが、これからもよろしくです☆ (2018年1月13日 15時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
くーぼん - 返信ありがとうございます!覚えてくださってて嬉しいです( >ω<)もちろん、これからも応援し続けます!!(^-^) (2018年1月13日 14時) (レス) id: 06ea0aa9cf (このIDを非表示/違反報告)
黒夜叉(プロフ) - くーぼんさん» くーぼんさん、コメントありがとうございます(^ ^)そして、お久しぶりです!!もちろん、覚えてますよ☆前作でもコメントと応援いただいたのに、今作までコメントと応援いただけるなんて、本当に嬉しいです(*´罒`*)カメ更新ですが、これからも宜しくお願いします! (2017年12月18日 23時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒夜叉 | 作成日時:2017年3月18日 15時