１７５話 【謝罪】 ページ34
--Aside--
私は今、繋にぃの腕に捕まりながら食堂へと向かっている。
食堂へと向かいながら、繋にぃにこれまでの経緯を聞いた。
貴大先輩が、私を助けてくれたのか...。
海の中で、朦朧としてた私の耳に聞こえた貴大先輩の声は、その時に呼ばれた声だったのかな...。
私のせいで、貴大先輩にまで危険な目にあわせてしまった。
烏繋「A？ 大丈夫か？」
『ッ...うん。 大丈夫だよ。』
烏繋「...やっぱまだ休んで...『本当に大丈夫！』...けどよ...。」
『まだ少しだけ体は重いけど...重いだけで、私は元気だよ!!』
烏繋「...。」
『それにね、繋にぃ！』
烏繋「ん？」
『私...お腹空いたよ!!』
烏繋「はぁ?!」
だって、結局かき氷は食べられなかっした...。
こんな目に遭っても、お腹は空くもんなんだね...。
烏繋「...そうかよ。 ま、無理だけはするなよ。」
『わかってるよ！』
食堂に着き、繋にぃがドアノブに手を置いた
ん？
いつもなら廊下まで聞こえるくらい賑やかなのに...なんか静かじゃない？
え...もしかして誰もいない??
そんな心配をしつつ、繋にぃがドアを開けると、食堂に居た全員が私達の方を見た。
なんだ...みんな居るじゃん...。
｢｢｢ A!! / Aちゃん!! ｣｣｣
食堂に居るみんなが私の元へ駆け寄る。
ちょっ...!! 流石に一斉に来られるのは...
烏繋「お前ら、落ち着け!!!」
そう言って、繋にぃが私の前に立つ
｢｢｢ ッ!!! ｣｣｣
繋にぃの声に驚き、みんなの足が止まる
烏繋「Aは、さっき目を覚ましたばっかなんだ。 だから、そんな一斉に駆け寄るんじゃねぇよ。」
さっきはビックリしたけど、みんなが駆け寄ったのは、私を心配してたからなんだよね。
...私はみんなに心配ばかりかけちゃうな...。
とくに、青城と烏野...。
GWでの合宿や、部活で倒れた時も、青城と烏野には心配かけちゃったんだよね。
私...みんなに迷惑かけっぱなしだな。
私は繋にぃの後ろから前に移動し、みんなの前に立った。
『皆さん...ご心配とご迷惑をかけて、すみませんでした。』
私はそう言って、みんなに頭を下げた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 373人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢ぽん - ほんと面白いです！更新待ってます！！ (2018年3月1日 6時) (
レス) id: 66db2e0f8f (このIDを非表示/違反報告)
黒夜叉(プロフ) - きぃさん» きぃさん、コメントありがとうございます。スミマセン、カメ更新で。できる限り頑張ろうと思います。 (2017年12月25日 23時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - 続きがきになりますので、更新頑張ってください！ (2017年12月25日 23時) (レス) id: 6953351f31 (このIDを非表示/違反報告)
毬江(プロフ) - 黒夜叉さん» どういたしましてです。『ありごとうござあます』になってますけど、大丈夫ですか？誤字は誰にでもあるミスなので気にしない方がいいですよ。ボケでやってましたらすみません。ボケ殺し山飛雄くんと同類なんです… (2017年8月23日 23時) (レス) id: 55cebcf30e (このIDを非表示/違反報告)
黒夜叉(プロフ) - 毬江さん» コメントありごとうござあますm(_ _)m間違いです。教えてくれてありがとうございますm(_ _)m訂正しておきますm(_ _)m (2017年8月22日 9時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒夜叉 | 作成日時：2017年2月2日 15時
