１６７話 【聞いてほしい事】 ページ26
--花巻side--
松と2人でAを探していた俺は、月島がAを抱きしめているのを見てしまった
まさか月島まで、Aに言ったのか？
松「花...。」
花「ッ...じ、邪魔すんのもアレだし...戻るか。」
そう言って俺は、来た道を引き返そうとした
松「ん？ A...何処か走ってったけど...。」
松の言葉を聞いた俺は、Aに目を向けた
なんで急に......ッ?!
Aの走っている方向に目を向けた俺も、Aの後を追うように走った
松「おい、まさかAのやつ!!」
花「あぁ、たぶん子供を助けに行った!!」
松「間に合うのかよ?!」
花「さぁな,,,でも何か嫌な予感がする。」
崖へと繋がってる坂道を必死に走る
Aの姿も、Aの後を追っていた月島の姿ももぅ見えない。
崖に着く頃、月島がAを呼ぶ声が聞こえた
松「今のって...。」
花「ッ...。」
崖に着くと、そこには月島と子供が2人しかいなかった
花「おい、今Aの事呼んでたろ?? Aは何処だ??」
月「花巻さん、松川さん!! この子達お願いします。」
松「どういう事だ??」
花「それよりもAは??」
月「この子達を助けようとして、海に...。」
松・花 ｢｢ッ?!?!｣｣
海にって...
嘘だろ...
A...
今...俺が行くから...
月「だから僕は烏養コーチに...「おいっ、花っ!!(ﾊﾞｼｬｰﾝ)」...っ?!」
俺は月島と松の言葉を最後まで聞かずに海へと飛び込んだ
いくら運動神経がいいAでも、不意にこの高さから落ちたらまずいだろ!!
俺は視界の悪い海の中を、深く潜りながら周りを見る。
どこにいるんだ…
A…。
必死に薄暗い海を見回し、Aを見つけることができた。
Aは目をうっすらと開けているが、体が動いていなかった
ッ...あと...少し...。
A...
俺は...まだ...
お前に言わなきゃいけない事があるんだ。
今...助けるから...
あとで聞いてくれよ...。
A!!
その時一瞬、Aの手が俺の方へ伸びてきた気がし、俺はその手を強く握った。
手を掴むと同時に、Aは目を閉じた
早く...岸に戻らねぇと...。
Aの体を離さない様に抱きしめた俺は、急いで岸へ戻った
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夢ぽん - ほんと面白いです！更新待ってます！！ (2018年3月1日 6時) (
レス) id: 66db2e0f8f (このIDを非表示/違反報告)
黒夜叉(プロフ) - きぃさん» きぃさん、コメントありがとうございます。スミマセン、カメ更新で。できる限り頑張ろうと思います。 (2017年12月25日 23時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - 続きがきになりますので、更新頑張ってください！ (2017年12月25日 23時) (レス) id: 6953351f31 (このIDを非表示/違反報告)
毬江(プロフ) - 黒夜叉さん» どういたしましてです。『ありごとうござあます』になってますけど、大丈夫ですか？誤字は誰にでもあるミスなので気にしない方がいいですよ。ボケでやってましたらすみません。ボケ殺し山飛雄くんと同類なんです… (2017年8月23日 23時) (レス) id: 55cebcf30e (このIDを非表示/違反報告)
黒夜叉(プロフ) - 毬江さん» コメントありごとうござあますm(_ _)m間違いです。教えてくれてありがとうございますm(_ _)m訂正しておきますm(_ _)m (2017年8月22日 9時) (レス) id: 752f8bbbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒夜叉 | 作成日時：2017年2月2日 15時
