第28話 子犬に恋 ページ28
智side
ちぇっ
明日 すねてやるんだ！
でもさっきの頭撫でられた時 なんかときめいたオイラが居た
智「なんだったんだろう…」
コンコンコン
ノックを３回するのはヒカルしか居ないはず！
鍵かけてやろっと笑笑
コンコンコン
ヒカル「大野くん無駄な抵抗はやめなさい笑 お母さんが悲しむよ」
智「何しに来たの」
ヒカル「お迎えですよ」
智「おいら1人で帰れんもん」
ヒカル「…」
ふっ！オイラの勝ちだ
ヒカル「魚さばいてみないと食べたかったんですけどね、そうですか 1人で帰れますよねー」
智「え！」
ヒカル「なーんだー笑 大野さんきてくれないんですか…」
ヒカルん声でかいって
もしかしてわざと声大きくしてる？
その作戦には乗らないよ？
「ぉ、龍我くんなにしてんの」
ヒカル「あ…お久しぶりです」
スタッフさんの声
「相変わらずスタイルいいね」
ヒカル「苦笑 ありがとうございます」
なんか嫌がってない？
いつものヒカルんの声じゃないし
「誰か待ってんの？」
ヒカル「…」
「暇ならこの後飲まない？」
は？
何言ったコイツ
ヒカル「…お誘いありがとうございます。本日は疲れたのでお気持ちは嬉しいんですがまた次の機会にお願いします」
「あっ、そ」
ヒカル「…お、お尻」
「コレで勘弁してあげるよ笑」
バンッ！
『！！？』
「大野さん？」
智「ヒカルん疲れてんの？早く帰ろっか」
ヒカル「はい！笑」
智 ヒカル『ごめんなさい』
ヒカル「被った笑」
智「大丈夫だった？」
ヒカル「はい、慣れてますから」
どこに慣れてんのよ…
ヒカル「早く帰りますよ大野さん、相葉さんと櫻井さんがお腹空きすぎてイライラしてますので」
智「りょーかーい」
ガラガラ
智「ごめん寝てたら気づかなかった」
翔「俺、腹減って死にそ」
和也「大袈裟ですって」
ヒカル「では家来ます？」
『行く行く！』
ヒカルんの運転姿はカッコイイ
ヒカル「大野さん、顔に穴あきそうなのでそこまで見ないでください」
智「ふふっ かーぁいい」
和也「オジサン笑」
さっき、オイラ、ヒカルんを助けるヒーローだったよね
ヒカルんの為ならたとえ火の中水の中飛び込んでいけるよ！
オイラはこの瞬間きっとヒカルに恋をしたんだよね
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