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小「え、春原さんって千葉に元々いたんじゃないんですか?」
合宿に向かうバスの中で、小野田に聞かれた。ちなみに酔う3分前だ。
今年の1年生は有力候補の子が3人!
今泉、鳴子、そして小野田楽しみだな。
「うん。元々は神奈川にいたんだ。親の仕事の都合でこっちにきたの。」
今「良く自転車のマネージャーなんてやろうと思いましたね。」
「今泉あんたイヤホンしてんのに聞いてたの笑中学でもやってたから。金城に誘われて成り行きで、、」
鳴「小野田くんがぁああぁあぁあああぁああ」
バスが止まりよろよろと倒れる小野田
田「つーかあいつ坂道に強いんじゃねーのか?」
「さぁ?」
鳴「冗談キツいっすわおっさん。」
田「おっさん言うなァァ!!」
あーまたはじまった。
「小野田ちょっとまっててね。寒咲さん来てくれるらしいから。」
鳴「先行ってるで小野田くん。」
合宿に行く途中神奈川県を通って懐かしく思った。
赤毛の髪に青い目、いつもなにか食べていて
食べカス汚いとか言い合ってたな。
彼と別れたのは3年前なのに、私から言ったのに、、、
「…隼人。」
田「なんか言ったか?」
「なんも〜」
どうしようもない気持ちがずっと込上げる。
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作者名:moko | 作成日時:2021年2月12日 0時