箱根のエーススプリンターは元彼です (ページ11)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:15,426 hit

･ページ11

ゴール直前！アナウンスが入ってきた。

ｱﾅｳﾝｽ「まもなく選手が入ってきます！只今の先頭は、神奈川箱根学園1番福富選手と千葉総北高校171番金城選手。」

杉「よーし！金城主将!!」

ｱﾅｳﾝｽ「その2校を現在追いあげているのは、京都伏見高校91番御堂筋選手です。」

「金城！」

杉「京都伏見後ろの集団から追いついたんですかね！？」

手「ああ、箱学だけでも厄介なのに…」

3人横並びでゴールゲートに入ってくる。

「金城行けるよー！」

手･青「「金城さーん！」」

そしてラインを3人で通る。

「金城おつかれ様！」

ミ「金城先輩ボトルです！」

金「ありがとう。」

手･青･杉「「「お疲れ様でした！」」」

一日目の結果は3人同着1位！凄い！
グリーンゼッケン、イエローゼッケンの2つを手にした。

2日目
インターハイで1番長いステージが始まる。
着順スタートの為金城たちが好きにスタートする。

「田所がスタートできてない？」

手「さっき山のところにいたので、進んではいるんですが、体調が良くないのかも。｣

「昨日どうりで食べる量少ないと思ったんだよ。疲れてると思ってたら。」

手「誰かが引いて走ってくれればチームに合流できると思うのですが…。」

「とりあえず私たちは吸水ポイントに先回りしよう。」

手「はい…。」

全体のレースではトップの箱学と京都伏見が2日目のスプリントリザルト争いが始まっていた。

箱学から出てきたのは新開隼人。

インターハイに来てからというもの、新開隼人に関連するもの全てに体が反応する。

私たちは終わっているんだ。3年前に、私が弱かったせいで。