【イナイレ】元エイリア学園の美女歌姫 (ページ39)

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35話　脱退した一郎太ページ39

貴「ねぇさん…。」

監「A…。」

貴「ねぇさんのせいじゃないよ、あと、お父さんとやってることと一緒なのかもねとか考えてた？それは違うからね！士郎は大丈夫だよ！」

監「A…ありがとう。昔から変わってないわね…。」

貴「がんばろう！皆を取り戻すために！」

監「あ、ありがとう…。そうね…。」

鬼「A…。っと、いた。何を取り戻すって？」

そう鬼道が呟いてたのは二人は知らない。

～次の日～

監「風丸君が脱退したわ…。」

皆「え！」

栗「風丸さん。」

壁「そんなぁ…。」

鬼「監督本当なんですか？」

監「えぇ、もう東京に戻ってるはずよ」

秋「どうしてとめなかったんですか？ここまで一緒に戦っていた仲間なんですよ。」

監「戦力にならないものは必要ない…それだけよ。」

土「あぁ、そうだったな。吹雪が二つの人格に悩んでいることを知りながら、試合に使い続けるぐらいな。」

貴「…一郎太…。みんな、これは一郎太の心の強さの問題よ。監督を責めないで…練習しないと…。帰って来てくれるよ…。」

土「な、Aまでなんだよ！」

壁「こんなんじゃ練習できっこないっす」

秋「私、風丸君は帰ってくるって信じてる」

春「私もです！」

秋「円堂君…。」

円「俺は…練習できない。」

皆「えっ！」

円「今のおれは、ボールをける資格がない。それまでボールを預かってってくれ」

鬼「あいつ…。」

side円堂

俺は、なんにもわかってなかった。

ヒロトのことも、友達だと思っていたのに…。

エイリア学園だなんて…。

吹雪のこともだ…。

吹雪は一人で悩んでいたんだ。

俺たちはｱﾂﾔのつからばっかり求めて、

吹雪を傷つけてしまった。

風丸…。

七人しかいなかったサッカー部に、

1番初めに入ってくれた。

俺の足りないところを支えてくれた。

なのに俺は、あいつのことを分かってなかった。

あんなにも、悩んでいたのに…。

俺がしっかりしていれば…風丸がはなれることもなかったのに。

サッカーとどう向き合っていけばいいんだ。
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後日…栗松まで抜けた。

俺が、しっかりしてないからだ…。