運動部の君と文化部の私【貴志部大河】 (ページ5)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:20,239 hit

3話ページ5

～放送室～

貴方「皆さんこんにちは！今日お昼の担当をさせて頂きます。2年の野山Aです。」

そう、今日のお昼のアナウンスは、私が担当する日なんです。

中2で、放送部は、私だけ。
後他は、中3の先輩方。
中3の先輩方は受験があるため、数人しか担当をしていない。

貴方「図書館頼りからです。中学校3年生のために、参考書を取り入れたそうです。受験生の先輩方は、是非、図書館を利用して見て下さい。以上です。続いては、音楽をながします。今日流す曲は、○○の××です。お楽しみください。」
カチッ
マイクのスイッチを落とす。

貴方「フゥ…」

先生「野山上手くなったな。」

貴方「あっ、先生。」

先生「どうだ？今年は、朗読をやって見ないか？」

貴方「…考えておきます。」

朝の事、アナウンスか朗読。
沢山悩む。

貴方「はぁ…」

悩みすぎて疲れてしまった…

そんな事を思っていると、放送が終了時間が近づいている。

カチッ
貴方「楽しく、お昼の時間が過ごせましたか？放送が間も無く終了します。では、また明日」

貴方「フゥ…」

今日何度目のため息だろ…

貴方「教室に帰ろ…」

ガラッ

友達「A凄かったよー！」

貴方「そう？ありがとう！」

友達「さすが、去年アナウンス部門の優勝」

貴志部「へー、去年優勝したんだ？」

貴方「うわっ！」

神童「凄いな！野山さん」

霧野「アナウンサーになりたいのか？」

貴方「い、いやそういう訳じゃ…」

霧野「ふーん」

山崎「大河ー聞いてー」

彼女は、貴志部君の幼馴染

彼女は、とても美人で綺麗な人。サッカー部のマネージャー
噂では、貴志部君のことが好きと言うらしい。

私じゃ、無理だよな。
だって、こんな可愛い子が相手じゃ無理。

私はそう思いながら、午後の授業に取り組んだ