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ポックリ93 ページ43

結局、適当にファミレスが一番安全なのではと言うことになり

某ファミレスに集合することに


地下警備隊隊長クソ鴉お前は帽子被って来いよな

阿呆医者えっ何で

地下警備隊隊長髪色目立つやん

阿保医者なる

阿保医者それならお前も目立つやろ

地下警備隊隊長何が

阿保医者長さ的に印象に残りやすい

地下警備隊隊長なる

地下警備隊隊長髪縛ってくわ

阿呆医者せや、一律サンにも言っとくわ

地下警備隊おう、よろ




____________




朝っぱらからファミレスに来るなんて何年振りだろうか

ポートマフィアの外での活動時間は主に夜だ

昼間は主に本部に引き籠って仕事をするら


只でさえ多忙なマフィアだ

朝から外で出会す事はあるまい


鳴子なんてホワイトな条件の下で自ら勝手にブラックに染まりつつある

たまには光合成でもして体を労ったほうがいい



私か?私はただ単に眩しいのを好まないだけだ

予測不能な天候の下でじわじわと肌を焼かれているよりも

天使のいる涼しい室内でゲームをやっていたほうが得に決まっている




一『…』

猫『どしたん?』

一『いや、かなり久しぶりっていうかこっちでは初めて会うのに前と全然変わってなくて草』

猫『会って数分でそんな事を真顔で言うの草』



お互いに一言ずつ感想を言うと、私はパフェを、茶那は茶漬けを注文した

懐かしい記憶が重なる




私がファミレスに入ると、茶那は既に来ていた

窓から見えにくい席を選んで座り、私達がいつ来るか気にしていた様で

私は店に入るなり彼女とバッチリと目が合ってしまった

振り向いて店員に一言「待ち合わせです」と言って再び目線を戻すと

茶那は恥ずかしそうに小さく手を振った




私達の外見ははっきり言って普通じゃない

意味のわからない水色混じりの白髪や

どう頑張ってもそうはならないアホ毛

遺伝子が人間じゃないとしか思えない様なオッドアイ

唯一まともに見えるのは鳴子くらいだ


二次元の力たるものか、誰もそれを気に留めない

人はただ、外見の特徴の一つとしか捉えない

恐らく私達だけがそれに気づく事が出来る


故に、明らかに可笑しい色彩で原作中に見覚えがない人間がいたら

其奴はきっと転生者と言う事だ

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作者名:chizomeと818猫とプチネコと茶々と___。 | 作成日時:2019年6月9日 12時

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