ポックリ76 ページ26
___路地裏___
一『やっば……勝てる気しないわ…』
闇の炎の様に揺らめく外套
散らばる空の薬莢
血に染まる谷崎兄妹
敦の断末魔
そして復活しない足
明らかに原作と違う事が起こっている
この次に、立ち去ろうとする芥川の前に
敦は虎化して立ち塞がる
でも今芥川は立ち去る訳には行かない様だ
理由は…
芥「僕の目的は人虎の生け捕り
そして虎使いの女、貴様も拘束せよとの命だ」
一『何でだよっ!』
私だ
何?虎関連だから?
だとしたら理不尽極まりない!
一『いや敦を持ち帰るのは許せんけど
何でわたs((ドゴッ ぐッ…!』
首に外套が絡みつく
そしてゆっくりと締め上げていった
芥「何故か、だと?貴様には関係の無い事だ
貴様は唯僕の言う通りにすれば良い
そうすれば人虎も貴様も無駄に傷付かずに済むだろう」
え、強ぉ…
やだ異能ゲットしたから行けるかなって…
思ったんだけど…
無理だったわごめん
___探偵社___
国「おい太宰いい加減仕事を…」
太「あ、累音く〜ん♪」
国「聞けぇっ!!」
事務所の机のガタガタ(学校でありがちな奴)を床に座って直している累音を
猫なで声で呼びながら背後から近付く太宰
枯『今度は何ですかもう…』
うんざりした声でテキトーに返事を返すと
太宰は累音の背中に寄りかかってきた
累音の顔が一気に紅くなる
太「累音くん、お願いがあるんだけどぉ…」
枯『後で』
太「茶那ちゃんがピンチなのに…」
枯『其れを先に言えよ!』
___路地裏___
一『あ、敦…』
なんちゅー事だ
おっそい太宰に代わって敦が頑張って延長戦やってるなんて…
許せない!
こんなの原作にないぞ?!
訳分かんないからやけくそだ
異能力使ったるわ!
芥川は敦に任せて、私はひぐっちゃんを…!
一『敦に何すんじゃい!!』
樋「ぐっ…これは、蔦?!」
蔦の虎がひぐっちゃんの動きを封じる
視界の端で白虎が芥川に牙を剥く
いいぞもっとやれ!!!
太「はいそこまでー」
は?太宰?
ちくしょーあともう少しで二人の熱い戦いが…
いや、敦がこれ以上無理するよりいっか
てか今どっから湧いてきたん、お主
枯『ごめん国木田さんの説得に時間かかった』
一『あれお前来たんだ』
枯『俺のポケット移動手段に使われてるから』
一『なんかどんまい』
成る程、累音の異能(仮)で湧いてきたのか
累音、かわいそうにざまぁw
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:chizomeと818猫とプチネコと茶々と___。 | 作成日時:2019年6月9日 12時