ポックリ逝って文スト×４

ポックリ７ ページ7

茶那side




茶那な、無い・・・・・・・・・・・・!









,








,









『う、産まれた時の記憶が・・・！』

敦「え・・・？」




そう、産まれてから此処(孤児院)に来るまでの記憶が一切

抜け落ちている

それはまるである男性がハゲる時の様に・・・




敦「なにその例え・・・」

『私、ボケたのかな・・・』


敦「いや、誰も産まれた時のことを覚えてる人はいないと思うよ・・・」

『・・・たったの四年前だよ？』

敦「いやでも無理でしょ！」




殆どのトリップ小説では普通に覚えてる方があるんだけどねぇ・・・




『累音が二十年生きるとして、私が今四歳・・・二歳差だから累音は六歳

はぁ・・・後十五年かぁ・・・・』


敦「？だいじょうぶ？」


『あー、敦は可愛いよ・・・癒しだよ〜！((ギュッ』

敦「ち、ちょっと茶那ちゃんっ／／／」


『ううっ、何で逃げるのっ・・・？((うるうる』

敦「あっああ、ごめんっ！！そんなつもりは・・・」


『ふふっ、嘘だよ！今のは自分でもキモイと思ったわ・・・』

敦「え、ええ・・・」



コロコロと変わる茶那の表情に

ついていけそうになくなる敦



『敦ぃ〜♪』

敦「ううっ／／／茶那ちゃんっ、ち、近い・・・！」


『ねぇ敦、なんでちゃん付け？』

敦「えっ」


『私の事は茶那って呼んで！』

敦「え、ええー・・・じ、じゃあ・・・茶那っ！」

『よし、よく出来ました〜』





(可愛いかよ)



若かりし頃の院長先生が二人の様子をこっそりと写真に収める


これらの秘蔵写真を集めたアルバムを茶那が見つけるのは


また数年後の話である

ポックリ８→←ポックリ６

ラッキー野郎

茶々

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す