TALE7 ページ7
影から覗いていた白髪の少年が隣にいた太宰に呟いた
?「みなさん、外国人ですかねぇ」
アンダイン「残念乍ら我々は外国人などではないぞ」
?「あっ、聞こえてましたか…」
少年はへへ…と頰を掻いた
太宰「ほらほら敦くん、あんまり見ていると迷惑だよ」
敦「す、すみません…」
パピルス「ニェッ?!俺様は迷惑だなんて思ってないぞ!寧ろニンゲンと話せるなら大歓迎だ!!」
敦「に、ニンゲン?!」
ニンゲンと呼ばれた事がないのだろう、敦は驚いた顔をした
アンダインの溜息が聞こえた
隣にいた太宰が目を丸くして尋ねる
太宰「君達真逆、
サンズ「…」
パピルス…
流石は俺の弟だ…
敦「何です?それ」
国木田「怪物の一族…この世界に存在する、極めて希少な種だ
髪色や目の色が特殊なのが多いが人間に似た姿をしているそうだ
だが飽くまでそれは仮の姿であり、本来の姿を知る者は殆ど居ない…
一族が操る奇怪な力を狙う輩も多くなり、政府の関係者が保護を試みているらしいが…」
国木田が一通りの説明を終え、こちらに目をやる
国木田「真逆、本当に…」
サンズ「ああ、お前さんの言う通り、オイラ達はモンスターさ」
ここまで言われたんなら認めざる終えねぇな
ふと横を見ると、敦とか言う少年が目を輝かせていた
サンズ「…どうした?敦」
敦「え?!な、名前?!」
サンズ「おっと、すまねぇな。一族の殆どは苗字を持たないからな」
敦「へぇー!!」
こんな反応、Aもしなかったぞ
アンダイン「で、要件はなんだ」
敦「あ!えっと、その…貴方達が操る力ってどう言うものなのかなーって…」
アンダイン「何だ、そんな事か」
敦「そんな事…?」
不意に、アンダインの手に水色の槍が現れた
口元には鋭い牙が生え、耳は水掻きの様な形になっている
アンダイン「これでいいのか?」
敦「す、すごいです…!!」
その後、色々とニンゲンと話しているうちに相当な時間が経ってしまっていた
国木田「依頼、確かに承りました」
サンズ「ああ、宜しく頼む」
階下に降りると、次は王に報告すべく拠点『ホーム』へ向かった
パピルス「面白いヤツだったな兄ちゃん!俺様、またニンゲンに会いたいぞ!!」
サンズ「ああ、次行く時お前も連れてってやる」
パピルス「やったぁ!!」
この後、オイラは帰りが遅いと女王に叱られる事になる
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すー、 - 文スト×アンテ!?発想の天才か… (2021年11月24日 16時) (レス) id: afa1133b59 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ハロさん» ありがとうございます! (2019年10月5日 12時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ハロさん» 神作品なんて初めて言われました (2019年10月5日 12時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
ハロ(プロフ) - 久しぶりにアンダーテールの神作品を見た!!面白いです、頑張ってください!! (2019年10月4日 23時) (レス) id: d9c85b7b29 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - 腐った草さん» ありがとうございます!!!丁度コメント欄が寂しかったんですよ・・・! (2019年8月19日 12時) (レス) id: 128ab8f1ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chizomeと___。 | 作成日時:2019年8月9日 19時