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TALE17 ページ17

『太宰さん、あの少年を呼んでもらっても?』

太宰「ああ、敦君かい?」




指差した白髪の少年を呼び寄せる




敦「え、えと…何でしょう?」

『君と太宰さんにも、この話を聞いていて欲しい』

太宰「私もかい?」




流石にサンズも驚いている




『えぇ…この作戦にはより強い魂が必須です

その際私から貴方方に拝借の協力をお願いする為、依頼という形を取らせて戴きます』


太宰「でも、何故新人の敦君に?」

『一寸失礼…』





少年…敦の正面に立って、彼の胸に指先で触れる

そして、ゆっくりと魂を外へと誘い出す


彼の魂は、月光の如く美しい光を放っていた

人間にはなかなか見られない、純粋な生きる希望の光だ





太宰「これは…」



『これは敦君の(ソウル)です

魂は我々一部のモンスターによって、この様に引き出すことが可能です

この魂は本人の命そのもの

彼の体の有りと凡ゆる器官に接続しています

例えば…』




爪の先で魂を弾く




敦「痛っ…!」

『この通り。因みに、魂が完全に砕けると…“死”です』

サンズ「死(death)ですってか」




…ツクテーン




『…兎に角、敦君の魂は人間の中でも特に強い物です

できれば彼の魂を拝借したいと思います』


敦「ぼ、僕の魂を…?」




まぁ、いきなり言われたらびっくりするよな

先に作戦を聞いてもらうか




『本題に入ろう』





まず、昨夜ガスター博士が何らかの方法で僕の家に来た事

そして僕にUSBメモリーを手渡して行った事

ケースに一緒に入っていた手紙の事



ガスターがどの様な人物で、

今何処に居るかなどを説明した





『このUSBメモリーがきっと、ガスターを助ける鍵何だと思う』

サンズ「中身は?」

『まだ見てない。サンズが見たほうがいいと思って』





僕は鞄からノートパソコンを取り出した





サンズ「待て、今見るのか?」

『…駄目?敦君が居る今見た方が良いかなって…』

太宰「別に此方としては構わないよ」

『だってさ』




承諾を得てパソコンを起動

USBメモリーをさして暫く待つ

すると画面が暗くなり、文字が浮かび上がった









DELTARUNE








暗くなった画面の向こうで、誰かが此方を見ている気がした

『…今、助ける』




E n t e r .








あ な た は ケ ツ イ で ・ ・ ・ ?(You fill with the … ?)

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すー、 - 文スト×アンテ!?発想の天才か… (2021年11月24日 16時) (レス) id: afa1133b59 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ハロさん» ありがとうございます! (2019年10月5日 12時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ハロさん» 神作品なんて初めて言われました (2019年10月5日 12時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
ハロ(プロフ) - 久しぶりにアンダーテールの神作品を見た!!面白いです、頑張ってください!! (2019年10月4日 23時) (レス) id: d9c85b7b29 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - 腐った草さん» ありがとうございます!!!丁度コメント欄が寂しかったんですよ・・・! (2019年8月19日 12時) (レス) id: 128ab8f1ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chizomeと___。 | 作成日時:2019年8月9日 19時

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