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TALE16 ページ16

其の後、中也さんは水族館に連れて行ってくれたり、

遊園地に連れて行ってくれたりした
 

僕が行った事が無いと言ったら

連れて行ってやる、と



気づけば日が傾き始めていた




『今日は本当にありがとうございました…!!』

中也「おう、まぁお前が楽しめたなら良かったぜ」


『すいません中也さん休日なのに…』

中也「いや、良いんだ。どうせ俺もやる事なかったしな」





中也さんに盛大な感謝を伝えつつ、別れを告げて帰路に着いた

人通りの少ない道を軽い足取りで進む

良い友達を持った!



そんなことを考えていると、前方の電柱の陰から誰かが現れた

昼間の太宰とかいう人だった





太宰「ねぇ君、A君、で合ってるかな?」

『え、あ、はい』




何故分かったのだろうか

疑問を抱いていると太宰はさらに続けた




太宰「私は武装探偵社の太宰という者だけど、

在る人物から君を捜す様依頼を承っていてね

私と一緒に来てもらえるかい?」




在る人物とは恐らくモンスターのうちの誰かということだろう

確証はないが




『太宰さん、其の依頼主というのは?』

太宰「其れは一寸教えられないかな」




この人…顔はいいけど

中が黒いタイプの人だ




『…モンスターですか』

太宰「ふふ、分かっているじゃないか」




正直こんな見知らぬおにーさんに着いて行くのは気が引ける

が、モンスターからの依頼という事は

彼らに会えるかもしれない


そしたらガスターのことも相談できるだろうか




『…分かりました』

太宰「いいだろう。さぁ、行こうか」




そう言って彼は歩き出した

こいつ偉そうな喋り方するな…

今度キャラとフラウィに癒してもらおう







____武装探偵社____






ドアを前にして緊張が高まる

矢張り事前に会うと分かっていると会いにくい


思い切ってドアを開けた





犬「ワン、ワンッ!」

サンズ「うわっ、お前っ、オイラはもう骨じゃねぇぞ!!」


犬「ヘッヘッヘッ……ハッ、ワンッ!!!」

サンズ「あ…」





サンズの犬が僕に反応して、サンズも釣られてこちらを見る

少し目を逸らす

居心地が悪い


太宰さんに急かされて渋々サンズの元へ近付く





サンズ「お前さん、来てくれたのか。てっきり全力で抵抗するかと…」

『いや、いつもならそうする。けど、今はそんな場合じゃない』

サンズ「何…?」




彼を救えるかもしれない




『力を、貸してくれないか』

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すー、 - 文スト×アンテ!?発想の天才か… (2021年11月24日 16時) (レス) id: afa1133b59 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ハロさん» ありがとうございます! (2019年10月5日 12時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - ハロさん» 神作品なんて初めて言われました (2019年10月5日 12時) (レス) id: e3a4ad10df (このIDを非表示/違反報告)
ハロ(プロフ) - 久しぶりにアンダーテールの神作品を見た!!面白いです、頑張ってください!! (2019年10月4日 23時) (レス) id: d9c85b7b29 (このIDを非表示/違反報告)
血烏累音(プロフ) - 腐った草さん» ありがとうございます!!!丁度コメント欄が寂しかったんですよ・・・! (2019年8月19日 12時) (レス) id: 128ab8f1ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chizomeと___。 | 作成日時:2019年8月9日 19時

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