#story 1 ページ3
『Aおはよう。キスしよ』
「みんな見てます」
『見てなかったらいいの?じゃあ、帰ってきたら
部屋でおかえりのキスしよ』
「もうやめてください…」
あの日からというもの、嫌というほど毎日毎日
至さんに付き纏われてびっくりしている。切実に。
あれから3ヶ月は経っているのに、一向に部屋を
作ってもらえないのはなんの嫌がらせだろうか。
今すぐ部屋を変えて欲しい。
だって毎晩毎晩布団に潜り込まれて、夜這いをされて
嫌じゃない人なんている?
なんてそんな事を考えながら朝ご飯を食べるために
テーブルに座ると、至さんはいつものように隣に座ってきた。
そして抱きついてくる…これもいつもの事だ。
『ねぇA、あーんして』
「自分で食べてください。幼児ですか」
『えー…』
朝からどうしてそんな事をしなければいけないの。
『あ、そうだA。学校まで送るよ』
「気にしなくて大丈夫ですよ」
『俺が一緒にいたいだけなんだけど』
「…好きにしたらいいじゃないですか」
そんな寂しそうな顔されたら断れないんだけど。
『やった♪それじゃあ準備出来たら送るね』
至さんはとても嬉しそうにそう言う。
俺なんかを好きになるなんて物好きだよな。
それとも至さんはそっちなのか…?
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立夏(プロフ) - あいちゃんさん» ありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです(*´ω`*)亀更新ですがこれからも宜しくお願いします♪ (2018年4月24日 19時) (レス) id: 4d6843689d (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん(プロフ) - 頑張ってくださいいつも楽しみにさせていただいてます(`・ω・´)キリッ (2018年4月16日 6時) (レス) id: 9afa5d89f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:立夏 | 作成日時:2017年10月3日 14時