𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 57 番外編：𝚅𝙰𝙻𝙴𝙽𝚃𝙸𝙽𝙴’𝚂 𝙳𝙰𝚈 5 ページ8
｢何も出来なくても気にしなくていいっていつも言ってるのに。でも、お前はそれが嫌なんだな…｣
ペンギンはその気持ちに気付いてやれなくてごめんとギューッと抱きしめると、チィオはまたぴげっと声を漏らして泣き出して慌てた。
ぴとりと張り付いて泣くチィオに、ペンギンは可愛いなぁと頬を緩ます。
ほらもう泣きやめとポンポンと背を叩くと、次第に泣き止んで濡れた目元を拭ってやった。
｢さぁ食べようぜ！｣
包丁を持ってきたシャチが切り分けて小皿に盛り付け、それぞれ頂きますと口に含んだ。
｢ん、うめェな｣
とローはもぐもぐと噛み締める。
｢やわらか〜い！｣
とベポは頬にココアパウダーが付着した顔でにっこりしている。
｢ちょ、おれんとこ餡がないんだけど！｣
｢ははっ、日頃の行いだな。おれんとこは餡たっぷりだぞ｣
シャチとペンギンは面白可笑しそうに笑いあっている。
そんな様子を見て、んふっとチィオの口から嬉しそうな声が漏れた。
｢みんないつもありがとう。まだまだ何にも出来そうにないけど、これからもよろしくねっ｣
もちろん！と即答されてチィオの心はぽっぽと温かくなる。
少しだけだけど自分がお手伝いして作ったもので、感謝の気持ちを渡せてよかったとふへっと笑う。
そんなチィオの様子を見ていたペンギンが、ん〜可愛い！と頬を擦り付ける。
一番自分にお世話を焼いてくれる人。
ありがとう…ともう一度心の中で呟いて、チィオもペンギンの頬へと自身の頬をぐりぐりと擦り付けたーーーー。
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つばめ - 彼女元の姿に戻った➕同時にペンぺん🐧ちゃんと恋人同士か最高他の皆とも仲良しで楽しそう (5月19日 1時) (
レス) @page50 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローが風邪をひいてしまっているのでしょうがないですがそれでもコレは素敵です別のでローも出れば尚更👍 (5月19日 0時) (レス) @page31 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 入れ替えハプニング面白いです (5月19日 0時) (レス) @page30 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - 通常版も含めて更新楽しみにしてます (2023年4月13日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ子(プロフ) - つばめさん» お返事遅くなりました(> <)ローの能力の暴走！それは面白そうですね！遅くなるかもしれませんが、リクエスト賜りました(*^^*) (2023年4月4日 0時) (レス) @page19 id: 3d96900827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふもふ子 | 作成日時：2023年2月4日 19時
