1話 ページ4
不死川 side
?「…あ!おーーーーーーい!!!!」
本部に連れて行くために声を掛けようと足を踏み出した所、麦わら帽子のガキとちょうど目が合って、逆に俺が呼ばれた。
?「ちょ、何でわざわざ強面に声掛けんのよっ!!」
?「…目付き悪ぃな。」
?「お前も言えたもんじゃねーだろクソマリモ。」
?「んだとエロコック…!」
?「こ、こっち近づいてくるぞっ」
?「私たちが近づいてるんですよ?ヨホホホ!」
?「あの格好、ワノ国かしら?…いや、違うわ。」
?「これからどぉーすんだぁ?」
「……っ!?」
なんなんだコイツらァ。鬼の気配は無い。が、
普通の人間に紛れて、喋る骸骨、喋る動物。
普通の人間と言っていいのかも分からんな。
この国ではあまり見ねぇ格好だ。
刀三本も腰に付けてる奴もいるし。
乗組員達が目の前まで来た所で、ふと気がつく。
麦わらが抱えているガキの顔色が異常に悪い。
麦わら帽子は焦ったように俺に話しかけてくる。
麦わら「っ頼む!コイツ具合悪いんだ!!どこか休める場所ねぇか!?!?」
船の中で休めばいいだろ。なんか企みがあんのかァ?
すると、黒髪の女が俺の内心を悟ったように口を開いた。
?「…船の中で休ませたいのは山々なんだけど、その子船酔いしやすいの。
私たちの中には優秀な医者もいるから、安静に休める場所さえあれば嬉しいんだけど。」
なるほどなァ。
だが、本部に連れて行くのが先だァ。その後は知ったこっちゃねぇ。
「…とりあえず、着いて来い。」
俺の言葉に、麦わら帽子は目を輝かせる。
麦わら「本当か!?サンキューな!!おい、お前らも行くぞ!!」
さん、きゅう?……なんじゃァそりゃ。
ま、いいか。
案外すんなり着いてくるもんだな。
本部へ向かう途中、
頼んでもねぇのに自己紹介し出すし、道に迷いそうな奴がいるし。
………うるせぇなこいつらァ
喋る骸骨と喋る動物は、…………どうも慣れねぇ。
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「着いたぞ、目隠しとれェ。」
サンジ「……レ、レディにおんぶされるとは……」←
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (10月11日 19時) (レス) @page21 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
v.moff(プロフ) - みこちさん» コメント頂きありがとうございます!10人目の仲間は、体調を崩している夢主の事です!炭治郎を仲間にしたいとルフィですが炭治郎はその気は全くありません。お話の続きを楽しみにして頂けると嬉しいです。読んで頂きありがとうございます! (2022年8月25日 23時) (レス) id: 1f9de666e3 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - ルフィを如何に諦めさせるか?その辺りの流にもしも為るのなら、どうなるかと気になります。私も鬼滅の刃と魔法騎士レイアースのクロスオーバー書いています。続き楽しみにしています! (2022年8月25日 20時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - もしも炭治郎ならば禰豆子が居なくては為らないので勘定が合いません。それに…幾らルフィが気に入ったからと、妹の為に居る隊を離れるのを彼がよしとするとは思えません。一瞬アラバスタのビヒが頭を過りました。 (2022年8月25日 20時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 初めまして、みこちと申します。大変楽しみな展開です。恐れながら二つ質門宜しいですか?10人目の仲間とは、体調を崩してる子のことですか?炭治郎の事ですか?失礼ながら、炭治郎とは違うように私には思えています… (2022年8月25日 20時) (レス) @page16 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:v.moff | 作成日時:2020年2月1日 22時