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ヒビヤside
ヒビヤ「ひっヒヨr(貴方「何ちゃって」
僕の目線の先にいたヒヨリは消え、Aさんが現れた。
貴方「へへへ…驚いた?ちょっと心を読ませていただいたよ(`・ω・´)」
ヒビヤ「な…酷いよAさん!!からかうなんて…」
酷すぎるよ…Aさんなんかに話すんじゃなかった。
貴方「ごめんごめん。でもヒヨリちゃんも同じようなこと言うでしょ?それに…」
ヒビヤ「…それに何さ」
貴方「私の本心でもあるもん。ヒビヤ君、うじうじしてて、ちょっとウザいよ」
ヒビヤ「(((゜□゜;)))!?」
!?今、Aさん、何つった!?
貴方「だーかーらー!!ウ☆ザ☆い☆よ★←」
ヒビヤ「うわあああああああああああああ!!!」
気づくと、Aさんの胸ぐらを掴んでいた。
ヒビヤ「いい加減にしてよ!!僕をからかっておいてウザいって何!?腹黒いにも程があるよ!!!」
Aさんは不敵な笑みを浮かべ、こう言った。
貴方「…なーんだ、こんなことできる勇気あんじゃん。それで君は『勇気のない弱虫』だっていうの?」
僕は我に返り、そのまま地面にへたりこんだ。
貴方「…あーあ、うじうじしてるヒビヤ君見てたら、昔のこと思い出しちゃった。罰として私の話、聞いてよね。…皆には話したことがないけど、私には二人の兄がいたの。名前も顔も覚えてないけど、とにかく優しかった。でもね、殺されちゃった。人間に…」
ヒビヤ「そんな…」
貴方「嘘じゃないよ。…で、その事でうじうじしてたある日、ある男の子が手を差し出してくれたの。『お前がふて腐れていたら、お前の兄ちゃんが生き返るのか?今おまえができることは、精一杯笑って、精一杯生きることなんじゃないのか!?』ってね」
まぁ、本の受け売りだったらしいんだけどね。と彼女は付け足した。
でも、その言葉は僕に深く突き刺さった。
貴方「私は挫けそうになったとき、その言葉を思い出すんだ。ちゃんと生きて、生きて、生き抜いてやるんだって。だからヒビヤ君―」
貴方「ヒヨリちゃんを助けるっていう道を歩んでいるとき、大きな壁にぶつかってしまうかもしれない。遠回りでも良い。一緒に生き抜いて、その壁を粉々にしてやろうよ。自分は弱虫だって、諦めないでさ」
僕の頬に、何か熱いものが伝った気がした。
気づくと、ふわふわと雪が降っていた。
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ロップイヤー@シンコノ廃(プロフ) - 小桜 赤菜さん» おkです! (2015年7月27日 20時) (レス) id: f63f262e96 (このIDを非表示/違反報告)
ロップイヤー@シンコノ廃(プロフ) - 小桜 赤菜さん» はい、そうです。←…ていうか、学校の部室の落書きをまねしただけですけどね。。 (2015年7月27日 20時) (レス) id: f63f262e96 (このIDを非表示/違反報告)
小桜 赤菜 - リクいいですか?皆でピクニックしてるっていうので! (2015年7月19日 15時) (レス) id: c3783ecd9a (このIDを非表示/違反報告)
小桜 赤菜 - 最後の顔文字は、ドュルルルルの顔文字ですよね? (2015年7月19日 15時) (レス) id: c3783ecd9a (このIDを非表示/違反報告)
ロップイヤー@シンコノ廃 - レッドび〜んさん» おいおい、どーしてそーなったwwんな訳ねーだろwwだったらその50分の1だぞ、俺っちwwww (2015年1月10日 18時) (レス) id: 18360065db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロップイヤー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/mofuusagi/
作成日時:2014年5月1日 19時