七色の恋事情part２

好きな人は誰？【続き】 ページ13

ダーマside

俺にはさ…ほっとけない人がいてさ…

守りたい人が居るんだわ…
シルクなんだけど…

俺の主人みたいな人でさ…
小さい頃から一緒だった


でもさ…気づいちゃいけない気持ちに気づいたんだよ

それは…恋心だった。


だからさ…いつも早く彼女作れって言ってんだよ…

シルクの事…諦めたいから

シ｢ダーマの好きな人はどんな人？｣

ダ｢そうですね…人懐っこい性格で…元気過ぎて、困ることもありますね…でも…好きになっちゃったんです…私は…｣

シ｢ふーん…俺も、実はいるんだよ！好きな人！｣

ダ｢いたんですか？｣

シ｢いるの！その人はさ…俺がさ…思いを届けようとしてるのにさ…気づかないしさ…なぜか…冷たいし｣

ダ｢付き合えば良いじゃないですか…｣

シ｢好きな人がいるんだって！俺はさ…ソイツが幸せならいいんだ…社会的に難しいし…｣


今、俺が告白すれば、どうなる？

シルクはゆっくり近づいてきた


俺の手首を掴んでベットにボンと押し倒し、馬乗りにされた。

ダ｢シ…シルク様？｣

腕をベットに押し付けられた

シ｢好きな人より…俺じゃ駄目か？｣

ダ｢駄目…じゃないです…え？｣

シ｢ダーマが…好きだったんだ…｣

ダ｢でも…でも…｣

シ｢ごめんな…すまん…忘れてくれ…｣


言わないと…好きだって…
俺から離れていく温もりが…

駄目だよ…離れて行かないで…

ダ｢駄目！｣

シ(ﾋﾟｸｯ…)

ダ｢離れていくな…っ…｣

シ｢ダーマ…｣

＿＿＿ｷﾞｭｯ

シ｢好きなんだよ…駄目か？こんなに真っ直ぐに伝えているのに…｣

抱き締め返した

ダ｢駄目…じゃないです…｣
自分は、無意識に唇同士を交えていた

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