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その日、私は朝から異様に体調が悪かった。
頭がぼーっとして、体がだるい。授業に集中できず、先生方から大いに心配されてしまった。医務室へ行くよう進められた私は、のそのそと廊下を歩いていた。
ああ、くそ、目が回る。頭が痛い。視界が揺らぐ。吐き気がする。ドロドロとした不快感の波が私を飲み込むのを感じて、そのまま私は廊下に倒れてしまった。
はっと目を覚ます。体を起こすと、そこは医務室だった。マダムポンフリー曰わく、廊下に倒れしていた私をセブルスが偶々発見し、大慌てでも運んで来たらしい。あの男のあんな表情は初めて見たと言っていた。私が倒れた原因だが、恐らくストレスと睡眠不足だろう、とのこと。
マダムポンフリーにお礼を言い、部屋をでた。かぼちゃの香りが廊下に満ちている。くう、とお腹が鳴った。早く大広間に行かねば。
だが寝起きの顔で行くのもアレだ。近くのトイレで顔を洗っていこう、と、私は道中見かけたトイレに入った。
そこには、泣いているハーマイオニーがいた。
「……ハーマイオニー………？」
「……え？A……？どうしてここに？」
「それを聞きたいのはこっちの方だ。全く何があったんだ？」
「……………………実は…………」
恐る恐るハーマイオニーが語り出す。どうやら、ロンに言われた悪口にショックを受けたらしい。……話が進む程にぼんやりしていた脳みそが冷めていくのを感じた。……、そうだ、このイベントは、確か。
ズシン。大きな何かが地面を踏みつける音がする。
私とハーマアオニーは恐る恐る振り返った。そこにいたのは、紛うことなきトロールであった。
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ファウスト(プロフ) - 待ってました！！！更新ありがとうございます！！ (2019年3月21日 12時) (
レス) id: 2967d5163e (このIDを非表示/違反報告)
ユユユ - すごく面白いです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2018年12月30日 8時) (レス) id: f0e41eea19 (このIDを非表示/違反報告)
美央(プロフ) - 最高に面白いです！更新、頑張ってください！ (2018年12月28日 7時) (レス) id: 18377afcbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燃え尽きふぉっくす。 | 作成日時：2018年12月22日 23時
