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12.笑の裏の恐怖 ページ13

こっちを向くと、さっきまで赤くなっていたはずの耳は何も無かったかのように元通り。
それよりもしかしたら見間違いで、最初から赤くなどなっていなかったのかもしれない。

まぁ、どっちでもいいけどね。

不「抱きついてくるのはAくらいだからね。普通に考えればわかるよ。」

貴「面白くないぞ周ちゃん!少しは驚いてくれなきゃ!」

不「ごめんごめん、それよりA?もし、抱きついてきたとき、バランス崩して花壇の花を潰しちゃったらどうするつもりだったの?」

ニコニコ笑顔の周ちゃん、元々ニコニコ笑顔だけど、完全に怒ってるよね。
そのニコニコ笑顔が今はすごく怖いよ周ちゃん

貴「ゴメンなさいでございます。だから許してくださいまし。」

と、いうと周ちゃんはため息を付き、いつも通りの笑顔で、いいよ、花壇は潰さずに済んだしね。でも次からは気をつけてね。と、言ってけれたのだ。
ありがとう周ちゃん!貴方は女神様だよ。

不「さっ!とりあえず中に入ろうか」

貴「うん!」

そして中に入り、私達はいつも通り、話したり遊んだりとして、時間を過ごしていた。

あっという間に時間は過ぎお母さんが迎えに来て、車の中での出来事。

車の中に入ると私は後ろの座席に大きな紙袋があることに気がついた。

貴「お母さん。後ろの紙袋ってなに?」

そう言うと、お母さんはニヤニヤし始めて。

静「お家に帰ったら教えてあ・げ・る。それより聞いてよAちゃ〜ん」

どうしたんだ、気持ち悪いぞお母さん。急にウキウキしやがってなんなんだ。

静「わったし〜まった赤ちゃんでっきちゃった〜」

貴「…………………は?
なにそれなにそれ、イヤッホォォォォイイ‼‼‼‼‼
また、あんな可愛い赤ちゃんが来るのね!大歓迎さ!!!!
それより、男?女?」

私のテンションはお祭りモードだぜ!

静「それはまだわからん!けど、男の子がいいな〜」

とかなんとか言いながら
私のテンションはお祭りモードのまま家にとうちゃーく

そして玄関の扉を開け

貴「たっだいま〜、マイスウィートハニーーリョーマ、恵瑠、恵美〜!」

と、いいながらリビングの扉をおもいっきりどん!と開ける。

キョロキョロ

あり?いないじゃないか。
するとリビングにいた南ちゃんと倫子おばさん、少し驚いた様子で

倫「リョーマたちなら2階にいるけど」

貴「サンキュッ倫子おばさん!」

そしてドンドンと階段を上って部屋の扉を開ける。

13.社長の家、恐るべし→←11.赤い耳



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作者名:モモモ | 作成日時:2018年5月17日 22時

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