青色の夏空2

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『櫻井翔』

この病院に昔からいる腕利きの先生


｢どうにか会えない？！｣

ってひかるくんに無理言った


｢えーーーー、、｣

と嫌そうな顔をしながらも

今俺は櫻井先生のいる部屋の前にひかるくんといる


ひかるくんナイス笑


ｺﾝｺﾝ


｢すみません、失礼します。｣


｢はーい｣


緊張しながらも俺はその先生の前に立った


｢櫻井先生、こちら私の友達の山田涼介というもの

なのですが、ぜひとも櫻井先生に伺いたいことが

あると…｣


ひかるくんは身振り手振りをしながら

緊張した趣で話している


｢八乙女先生笑笑

そんなに緊張しなくても笑笑｣


ｯﾊｯﾊﾊﾊｯﾊ


櫻井先生はとても優しい先生のようで



｢山田さんだっけ？

要件はなんですか？｣


って優しい声で言ってくれた




俺は本題を切り出す


｢あの、20○○年に入院していた

『伊野尾慧』のことを知りたいのですが｣


櫻井先生の顔が曇る

｢『伊野尾慧』くんのこと、、｣


｢どうして知りたいの？｣なんて櫻井先生は
聞いてこなくて、


｢伊野尾慧くん、私が小児科にいた時

担当した子だった…｣



だった…って









…









その後櫻井先生が話してくれた慧くんは

俺の知っている慧くんとはまるで違っていた

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