検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:9,521 hit

9 ページ9

病室に戻ることにした




「慧くん、俺ね

屋上に近い部屋になったんだ〜」


なんてドヤ顔で言うと


「慧の方が近い部屋だよ!!」



慧くんも言い返してくる









あれ?









あまり慧くんが俺と同じ方向に来る









もしかして、部屋近いのかな?









と、その時部屋に着いた








「あっ、俺はここだから」









「ほぇ?慧のとこだよ!!」







ん?






慧のとこって








嘘だろ?!!









それから数分後









沈黙が続く









俺はそんなに社交的ではない









慧くんは何をしてるんだろ





























そうだ大ちゃんに電話しよ。









大ちゃんの着信は

昔から好きなHey! Say! JUMPの新曲だ



「もしもし、大ちゃん?」




「あっ!山田〜!!

あれほどおやすみコール嫌がってたのに、

寂しくなったの?笑笑」



「ちげーよ!!笑笑

ちょっと話したくなっただけ!」









ガチャ





ドアが開いた









誰だろ?看護師さんかな





電話してたら怒られるかな…








なんて思ったりしていると









『山田〜!!!!』







え?!

慧くん??








さっきまで病室いなかったの?!






1人でさっきまで緊張していた自分が
急に恥ずかしくなった









「彼女と電話してんの?」


なんて言ってくる

慧くんは俺よりずっと社交的だ







「ちげーよ!!笑笑」

「嘘つけ!山田の彼女〜♪」



はやしたてるように慧くんは言ってくる


「おいおい、山田!!

もう友達できたの?!

あの人見知りな山田が成長したもんじゃ〜



山田の友達〜♪」




なんて電話の向こうの大ちゃんは
喜びの舞をしている









俺は今、

5歳児2人の相手をしている笑笑

10→←8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Moppy | 作成日時:2018年4月1日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。