十四松さん ページ45
十四松side
ん〜。今日は何しようか。
僕は屋根の上でぼーっとしていた。
すると、カラ松兄さんがギター持ってやってきた。
「十四松じゃないか。何だこの美しいスカイに黄昏てたのか。黄昏る気持ち分かるぞ、この俺のようにビューティフルなブルー!をずっと見ていたい気持ち!」
「え、何?カラ松兄さん何か言った?」
「え?…フッ、俺の声が届かないほど今日のスカイは素晴らしいてことか……。この俺のようn「何!?何か言った!?カラ松兄さん!!」」
「…いや、何でもないさ。」
そう言ってカラ松兄さんはサングラスをかけギターを触り始めた。
「あはー……。あ、カラ松兄さんギター弾くの?」
「ん?あぁ。十四松も弾くか?」
「いや、いいや!」
「…そうか……。」
「カラ松兄さん!」
「どうした?十四松。」
「Aちゃんって今頃何してるんだろーね。」
カラ松兄さんと他愛のない話をしてるとふと気になった。
やっぱり仕事かなぁ?
Aちゃんは偉いなぁ。
僕も見習わなくちゃ……だけどまだニートしてたいよね!
あーあ、どこかにAちゃんいないかなぁ?
また一緒に野球したいなぁ。
「恐らくマイスイートエンジェルは立派に仕事をしているだろう。働くAの姿は凄く美しかった……。」
「だよね〜。え!?カラ松兄さんAちゃんと会ったの!?」
「フッ、まぁなっ。女神は俺に微笑んでくれたようだ。」
「へぇ〜。いいなぁ。」
「ハハッ、だろだろ!」
カラ松兄さんは目を輝かせて自慢げに話した。
まぁ、僕も最近会ったんだけど……。
それは内緒っ。
にしても、カラ松兄さんは相変わらず痛い発言をしながらギターを弾いてる。
どっからかトッティの「いったいよねぇ!」が聞こえてきそうな程に。
僕はカラ松兄さんのギターの音を聴きながらどこかにAちゃんが居ないか期待を込めて探していた。
「ん〜。」
「ん?どうした、十四松。」
「ん〜。……あ!いた!!」
「おわっ!?な、何だ急に大声だして……。」
「あそこにAちゃんが居たんだよ!」
「んぅ?……俺には何処にも見えないが……。」
カラ松兄さんはサングラスを外し目を細めて僕の指差す方を見ている。
カラ松兄さんには見えないみたいだけど僕にはしっかり見えた。
と言うか見つけた。
あそこまでどうやって行こう……。
すぐに行かないと…。
そうだ。
「…ねぇ?カラ松兄さん。お願いがあるんだ。」
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もなか。(プロフ) - たけまなさん» たけまなさん初めまして、もなかと申します。嬉しいお言葉ありがとうございます…!!では今後も楽しいお話がかけるよう頑張ります…! (2020年10月26日 21時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 初めまして、たけまなと申します。一気に今日まるごと読んでしまいました!(笑)とても面白いです、楽しく読ませて頂きました!今後も応援させて頂きますね(^o^)! (2020年10月26日 18時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います…! (2020年10月21日 23時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - もなか。さん» それは良かったです!先程はなんだか気分が落ちているように見えたので何かしたのかなと思ってしまってました。でも何事もなくて本当に良かったです!これからも楽しみにしてます!今の時期は油断大敵なので、適度に休みを入れつつ更新頑張ってください! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!極力沢山お話が進められるよう頑張りますね。 (2020年10月21日 19時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか。 | 作成日時:2020年10月13日 1時